オアシズの光浦靖子が、男社会に入れてもらえなかったことなど、芸人初期の苦労話を披露した。そのなかに衝撃の告白が含まれていた。光浦があの”加藤浩次を刺そう”と思ったことがあったと明かしたのだ。
5月16日放送の「ボクらの時代」は、野際陽子、浅野ゆう子、光浦靖子の三人によるぶっちゃけたガールズトークが楽しい回だった。そこで、光浦が芸人としてデビューしたころのエピソードを語った。
光浦の芸人としてのデビューのきっかけは、相方である大久保佳代子とお笑いライブを見に行ったときに、「ブスとブスだから、二人でお笑いでもやれ」と言われたことにあった。当然、腹は立ったものの、試しにオーディションを受けたところ、なんと見事合格してしまったのだ。
だが、彼女たちがデビューした当時はまだ女芸人が少なく、お笑い界は”完全な男社会”だったという。芸人仲間にも入れてもらえず、飲みにも誘ってもらえず、男社会の周辺をうろうろしているだけの存在だったと吐露した。そんななかでももっとも光浦に”つらく”当たったのがあの加藤浩次だった。
「めちゃイケ」の初期のころ、とにかく加藤は光浦らにとって”恐ろしい存在”だった。
「てめえらなんか、面白くないからしゃべんじゃねえ!」
と、怒鳴りつけられたことがあったという。
「次にいやなことを言われたら、刺そうと思った」
光浦は当時を振り返って、そう笑った。
今ではとても仲の良い様子のめちゃイケメンバーであるが、こんな過去があったとは驚きだ。今でこそニュースキャスターまで務める加藤浩次ではあるが、「狂犬」とまで呼ばれた当時の加藤は光浦の目には本当に恐ろしく映ったことだろう。
芸人の世界は厳しいが、なかでも女芸人の苦労は並々ならぬものがあるのだろう。
(TechinsightJapan編集部 大藪春美)