エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「月9ドラマの食事は野戦。」キムタクがコンビニのカップ麺を買い占めたワケ。

木村拓哉が主演する月9『月の恋人』は回を追うごとに予期せぬ展開となりドキドキさせられる。出演者はトレンディドラマの第一線で活躍する顔ぶれ、ロケでも一流ホテルやレストランが登場するのも楽しみだ。その撮影現場の食事とはどのようなものか。木村拓哉がラジオ番組でその一部を明かした。

5月21日放送のラジオ木村拓哉の「WHAT’S UP SMAP!」でのことだ。
木村は第2話まで放送されたドラマ『月の恋人』の裏話を紹介した。

彼はインテリア会社レゴリスの社長、葉月蓮介役である。蓮介は現段階では会社の経営第一で部下の意見などには耳を貸さずにバッサリ切り捨てる。彼に関わる女性達に対しても自分の野望の為に利用するだけで恋愛感情などは持たない。

そんな男というイメージなのである。木村自身も「蓮介は嫌なヤツだが、木村としてはそれほど嫌われていないと思うよ・・・」と話した。

そんな彼は現場でスタッフを楽しませるのにいろいろな工夫をしているのだ。木村がカップ麺をみんなに差し入れした時のエピソードである。彼はスタッフに頼んでカップ麺を買出しにコンビニへ行ってもらった。しかし、なかなか帰って来ないのだ。ようやく戻った彼に理由を聞くと
「全部買い占める形になったのでレジで20分かかりました」
ということだった。
コンビニの人も予期せぬ出来事に慌てたことだろう。

凄いのはカップ麺を作る方法で、ロケ現場には『何でもカー』と呼ばれる必要品一式を載せた車両がある。
その中に『ガンガン』という固形燃料を使った暖をとるための道具があるのだ。木村はガンガンでお湯を沸かしてそれでカップ麺を作ってみんなに振舞ったのである。思わぬカップ麺の差し入れにみんな喜んで麺をすすっていた。
そんな光景を思い出した木村は
「まるで、最前線の食事。月9ドラマの食事は野戦ですよ」
と語った。
しかも、これだけではなく他の日には、焼きそばを鉄板で作って振舞ったのだ。スタッフが近所の居酒屋に頼み込んで鉄板を借りてきて、木村自らが調理したという。「やっちゃいましたね、野外ミニビストロ」と「BISTRO SMAP」で鍛えた腕を見せられて彼も満足したようだ。木村は今、バーベキュー大会を検討中で「本気でやるつもり」と意気込みを語っていた。

緊迫した撮影の合間、食事の時間にこんな楽しみがあると次の活力も出てくるというものだ。そんな気配りのできる木村拓哉は『葉月蓮介』とは裏腹にスタッフの信頼も厚いのである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)