お笑いコンビ、ロンドンブーツ1号2号の田村淳が司会を務めるテレビ「ザ・ベストハウス123」でのことだ。彼は『お台場合衆国』にボランティア活動として知られる「アレックスのレモネードスタンド」を出すと公言した。
5月26日放送の同番組では「アレックスのレモネードスタンド基金」にまつわる内容が紹介された。これは、米国の実話で、少女アレキサンドラ・スコット(アレックス)ちゃんが小児がんと闘いながらボランティアを続けた話だ。
彼女は生まれて間もなくがんであることを宣告され、大手術を受けた。その後、闘病しながら彼女はレモネードを売ってがんを治す薬を作ってもらおうと考えたのだ。そして自宅の前でレモネードスタンドを続けるうちに彼女の考えは広がった。
100万ドル集めて、小児がんの子供をみんな救うというのだ。やがて彼女は、テレビに出演して思いを伝えることが実現したのである。その時、闘病で弱りきった彼女の必死な行動と言葉は全米を動かした。2004年6月12日に多くのボランティアが全米50州でレモネードスタンドを出したのである。そんな大きな影響力をあたえながらアレックスは2ヵ月後に8歳の人生を閉じたのだった。
今も、米国では「アレックスのレモネードスタンド」がいたるところで出されている。これまでに27億円が集まり基金も発足したのだ。そして、世界各国でその遺志を継いだレモネードスタンドが広がっているのである。
このエピソードには出演者全員が感動して涙を流した。その内容を知っていただきくて、ここまでの内容が長くなってしまったことをご理解いただきたい。
日本ではまだ、この取り組みがほとんど知られていないようだ。
ロンブー淳はそれを知ると、日本でもやるべきだと「俺がやりますよ!お台場合衆国で!」と宣言したのだ。
それを聞いて、全員が拍手喝采で喜んだのであった。淳は照れ笑いしながらも、その目はやる気になっていたのである。
ところで、『お台場合衆国』は今年も7月17日(土)~8月31日(火)に開催される予定である。淳が「アレックスのレモネードスタンド」を出店することに期待したい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)