エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】大黒摩季の告白。「竹内まりや、中島みゆきは崇高なお姉さん。」

歌手の大黒摩季が西日本新聞のインタビューで近況を報告した。その中で彼女は主婦ロッカーとしての心境や、NEWシングルに込めた若者への思いを語った。

大黒摩季は1969年12月31日、北海道札幌に生まれている。
昨年の大晦日に40歳の誕生日を迎えた心境について聞かれた彼女は
「お歳暮や年越しそばの準備なんかで『嫁業』が忙しくて・・・」
と話した。
気付いたら年が明けて40歳に突入していたそうだ。
自身のブログ「MAKI LOG」では『40代の若手になれて身軽になった気分』と表現している。
これからは「狙って作る」のはやめて、もっと自分から湧き出るモノを大事にしたいそうだ。
しかし、これまでの『ビカビカエンタメハードロック』はドンドンやっていくし、『ちょい悪小悪魔で姉ギャルROCKファッション』でキメて行きたいとも。

そんな大黒摩季が目指すものは”わがままギャルの兼業主婦”なのだ。
さらに彼女はJ-POP界の先輩である松任谷由実竹内まりや、中島みゆきなどを想定しつつ、
「お姉さんたちみたいに崇高でも天才でもないけど、おちゃめに頑張りたい」
と語っている。

大黒は今年3年ぶりのシングル「IT’S ALL RIGHT」(5月19日リリース)を発表した。
この曲には今の若者へ、姉貴としてのメッセージが込められている。
彼女は北海道のある学校に校歌を書いたことから、10代、20代の世代と関わることが多くなった。
そのことで、今の若者の現状が見えてきたというのだ。
今の世の中をネットや携帯の浸透で常に干渉されている状態と分析する彼女は、
「自分が若い頃よりもずっとハードな時代を生きているのかも」
と今の若者を見ている。
そして
「こんな今でごめんね。でも一緒に頑張ろうよ」
という気持ちを歌で伝えられたらと考えたのである。
「IT’S ALL RIGHT」にはそんな若者を応援する気持ちが込められているのだ。

大黒摩季は今月からライブツアーをスタートする。
今回のツアーは昔やったライブハウスをイメージしている。
少し狭く感じるかもしれないが、みんなで飛び跳ねて発散して欲しいと彼女は言う。
大黒摩季。今年も各地で元気をふりまいてくれそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)