出会いが少ないと嘆くマツコ・デラックスを連れて、新宿イケメン巡りの旅に出かけたナインティナイン。テンションの上がったマツコは、なんと白バイ警官をナンパ?
5月15日の「めちゃ×2イケてるッ!」のゲストは、マツコ・デラックス。最近出会いがなく、恋をしていないというマツコ。有名になったので強引なアピールもできないし・・と嘆くマツコのために、番組が新宿イケメン巡りの旅を企画した。
名物コーナー「近くへ行きたい」の衣装でマツコを出迎えたナイナイの岡村と矢部が、イケメンがいるスポットを案内し、恋のチャンスを与えるという内容だ。
準備されたミニクーパーの助手席に巨体を押し込み、苦しそうなマツコだったが、運転する矢部との密着度に機嫌がよくなり、ハイテンションに。しかもなじみの新宿の風景に、「旅の気分じゃない」と言いつつも嬉しそうなマツコはさらにヒートアップし、あくまでもお忍びという設定なのに、車の窓から通行人に声をかけてはしゃぎまくる。小学生の子どもたちにも「大人になっても応援してね」「お父さんお母さんにもよろしく」と、明るくも礼儀正しく声をかける。子どもたちも嬉しそうだった。
そして、隣を走り抜けたイケメンの白バイ警官を目ざとく見つけたマツコは大声で、
「白バイさーん!」
と叫んだ。車内で叫んだだけだし、相手はヘルメットつけてバイクに乗っているし、まさか聞こえないだろう・・と思っていたそのとき、警官はバイクを止めて、
「呼びました?」
と、ミニクーパーのほうに歩いてくるではないか。
丁寧ではあるが、やや怒りを帯びたその口調に、車内には緊張が走る。とくにナイナイの二人の表情は硬直した。そこでマツコが、
「だって、お兄さん、かっこよかったんだもん」
と一言。その場が和んだ。白バイ警官も撮影中ということがわかって、納得した様子だ。マツコはさらに、
「イケメン探ししてるから、お兄さんも出てくれない?」
と、警官をナンパ?したが、白バイ警官は苦笑しながら去って行った。
マツコの明るさがその場を救ったが、もともとマツコが捲いた種であるから仕方あるまい。
マツコ自身は軽い気持ちで警官に声をかけたつもりでも、周囲の緊張は半端ではなかったであろう。「マツコ・デラックス、あやうく逮捕」の一幕だった。だが、マツコに懲りた様子はなく、「私、結構、制服にヨワイ」と、嬉しそうだった。
(TechinsightJapan編集部 大藪春美)