木村拓哉が主演する月9ドラマ『月の恋人~Moon Lovers~』が5月10日スタートした。木村は第1話についてある期待を口にしていたのだが、どうやら期待通りではなかったようだ。
5月7日放送のラジオ『木村拓哉のWHAT’S UP SMAP!』でのことだ。
リスナーからの質問に
「最近のドラマは主題曲が最後に流れるものが多いですが、『月の恋人』はどうなりますか?」
というものがあった。
これについての木村の答えは
「僕の出たドラマは最初に流れるのが多かったかな。
『MR.BRAIN』もはじめの方だったよね。
僕は、はじめの方に流れるのが好きです!」
というものだった。
さらに、木村は
「たぶん!『月の恋人』ははじめの方です!
西谷さん(演出)が言ってました『ここでタイトル!』って最初の方で。
だから、たぶんエンディングじゃないっすヨ!」
と言っていたのである。
そして、『月の恋人』第一話の放送が終了した。
たしかにタイトルは、はじめの方に出て来たが10秒程度だった。
主題曲である久保田利伸の『LOVE RAIN ~恋の雨~』はエンディングに流れたのだ。
木村の見込みははずれたのである。
『WHAT’S UP SMAP!』の放送作家、鈴木おさむによると
「テーマ曲をエンディングにするのは視聴率の為。はじめに約2分間も毎回同じ曲を流すとその間にチャンネルをかえちゃうかもしれないから。今は、頭の方では15秒くらい曲を流して、エンディングに1コーラス流すのが主流ですね」
という事なのだ。
木村拓哉はこれを聞いた時に
「そこまであれなの・・・チマチマしてるの?」
と驚いていた。
どうやら、『月の恋人』も今の風潮に逆らうわけにはいかなかったようだ。もっとも、まだ第1話での話なので今後、変わっていくかもしれないのだが。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)