5月21日に行われた、千葉マリンスタジアムでの亀梨和也による始球式。前回の反省をふまえて、マウンドに上がった亀梨。男の意地をかけた真剣勝負の結果は?
今回もまた凛々しいユニフォーム姿でファンを喜ばせてくれた亀梨和也。5月23日放送の「Going!Sports&News」では、5月21日に千葉マリンスタジアムで行われた、亀梨による始球式の舞台裏が放送された。
始球式は何回か経験している亀梨だが、前回の楽天イーグルスの試合の始球式で、マー君こと田中将大投手直々にピッチングアドバイスを受けながらも、球をすっぽかしてしまったことが悔やまれた。だから今回の目標は、「ストライクをとりにいくこと」だ。
始球式なんてイベントなんだから、そんなに気負わなくても・・なんてことを言ってはいけないのだ。男・亀梨和也は常に真剣勝負である。
マー君から、新品のボールはロウがついていてすべるから、ボールを温めておくと良いというアドバイスがあった。その言葉を守り、ていねいにボールをこねながらの投球練習。対戦相手は、千葉ロッテマリーンズ・西岡選手だ。亀梨のことは親しく「カズくん」と呼ぶ仲であるが、今日は手抜きせずに「戦うつもり」と、真剣勝負を約束した。
練習中も、「いつになく緊張する」と、コントロールがなかなか定まらない亀梨。マリーンズの渡辺投手に特別練習を受けて、いつくかのアドバイスをもらった。「マウンドの傾斜を確かめる」「遠くを見て視界をリセット」そしてボールの握りは縫い目にそって持つ「ツーシーム」。それに、マー君からの「ボールをこねる」を加えた四つのアドバイスを胸に、亀梨はマウンドへ。見事に西岡選手を打ち取った。
番組では「何回やっても緊張する」と言いつつも、「前回よりも心の余裕ができた」と言っていた亀梨。プロのアドバイスと、亀梨の心の余裕、それが勝因だろう。
そんな亀梨を見て、同じく番組のキャスターを務める江川卓が、
「プロの選手はヘルメットをしてバッターボックスに立ってほしい」と。
「そうすれば亀梨君も本気を出して投げることができるから」
次はもっとすごい亀梨のピッチングが見られるということだろうか? ぜひ、期待しようではないか。
(TechinsightJapan編集部 大藪春美)