タレントの久本雅美がテレビ番組で過去にプロポーズされていたことを告白した。しかも、なんとこのプロポーズを断っていたというのだ。今年51歳になる久本。いまも結婚相手を真剣に探しているという彼女の意外な過去に共演者らも驚きを隠せないのであった。

5月30日放送の福岡のテレビ「ナイトシャッフル」（FBS）で博多華丸・大吉が久本雅美をゲストに迎えた。ここでは、久本をよく知る福岡のタレント山本華世（45）も参加してトークを繰り広げた。

離婚歴のある山本が久本に対して「魅力的なのに、なぜ一度も結婚していないのか？」とストレートな疑問をぶつけた。これに対し久本は、過去に付き合った経験はあるがいずれも結婚には至らなかったことを素直に明かした。

その要因を久本自身は、「結婚に対して憧れたり、憧れなかったり、まるでジェットコースターのように意識の落差が激しかった。結婚に対して、真正面から取り組んだ事が無かった」と分析した。

そんな彼女に博多大吉が「プロポーズされたことはあるのか」と聞いたのだ。すると、久本は馬鹿にするなとばかりに彼の肩をしばき、”その”思い出を語ったのである。

当時、つきあっていた彼が一人で旅に出ていた時のことだ。彼から久本に「僕の嫁さんになってください」と電話があった。しかし、その時彼女は「ありがとう」とのみ答えたのである。はっきりと断ったわけではないが、ありがとうとだけ伝えて終わったというのだ。

久本は当時を振り返ると「お笑いに一生懸命で結婚なんて考えてなかった」と語った。もう、何十年も前の話ということだ。

そんな久本雅美も51歳となった今、結婚観も変わった。
「50すぎて、やっぱり寂しい。一緒に歩んでくれる人がいたらいいなと、真剣に思っております」とテレビから訴えていた。何歳になろうと恋愛も結婚もできる。諦めることはない。お笑い芸人として、確固たる地位を築いた今、次にやるべきことは何か、彼女も十分に自覚しているのだ。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）