2階建てバスの2階部分で転倒し亡くなった女性(78)の追悼会が家族により行われた。事故当時、バスは自転車を避けるために急ブレーキをかけたという。

Louie Palmerさん(78)は、事故当時、友人とスイミングプールに行く途中に2階建てバスの2階部分に乗車していた。急に飛び出てきた自転車を避けようと、バスドライバーが急ブレーキをかけた時にLouieさんはバランスを崩し転倒、そのままバスの最前部まで転がったという。Louieさんは首に重傷を負い、その後、間もなく亡くなった。

家族は「Louieは3人の息子と3人の孫、そして素晴らしい家族を残して逝ってしまいました。家族、そして多くの友人達が彼女がいなくなって悲しんでいます。」と語る。生前Louieさんは物静かで、悲劇の起こった日はちょうどマルタへの旅行より帰って来たばかりだったという。また、家族は事故当時バスに同乗していた医大生に感謝の意を述べている。Louieさんが病院に搬送される前に応急処置を施してくれたのだという。

この事故に対し警察は「バスドライバーには避けることの出来なかった事態。詳しい話を自転車に乗っていた者に聞くつもりだ。」と声明している。
（TechinsightJapan編集部　新谷友海）