「世界笑える!ジャーナル」の5月26日放送で、「泊まれないところに泊まろう」ということでレイザーラモンHGが渡米した。目的はなんと”刑務所に泊まる”こと。果たして彼は、刑務所に泊まることができたのだろうか。
最初に訪れた刑務所では、HGのあの衣装のままで入所することができた。しかし、彼のもち芸である腰をカクカクする動きは止められてしまった。看守に厳重に守られ、刑務所内を見学し、食事までこぎつけることができた。囚人の部屋はシンプルで、ベッドとトイレがあるのみ。トイレは便座がなく、便座部分にしくシートが備え付けられていた。囚人の部屋まで見られたので、ここで交渉。もちろんここに泊まれるかどうかだ。しかしはっきりとNO!といわれてしまった。
続いての刑務所も同じような内容。HGは凶悪犯と会話することもできた。かなりビビっていたようだ。宿泊の許可をここでも求めると、やはりNO!簡単にはいかない。
最後に訪れた刑務所は、映画で見るような鉄格子のドアがある刑務所。凶悪犯が50人はいるという。HGは衣装を変え、マスコミの記者のような服装で潜入したが、入り口で厳しいボディチェックを受けた。また、トレードマークのサングラスも取り上げられ、素顔でレポートすることになってしまった。ここでも囚人の部屋のモデルルームを見学。と、HGはベッドの横にスイッチのようなものを発見した。何のスイッチかと問うと、スイッチではないという。なんとそれはハンガーだというのだ。囚人がハンガーで首吊り自殺をしないように、一定の重さがかかると上向きになっているフックが下に下がるというわけだ。これだけ厳重な刑務所だが、ここでも思い切って宿泊の許可を求めた。しかし、やはり答えはNO。HGは「はい、撤収、撤収!」とあきらめるしかなかった。やはり刑務所に泊まることは不可能であった。
一時期に比べ、最近めっきりメディアへの露出が減ってしまったレイザーラモンHG。もうなりふりかまってはいられない。彼の”持ち味”である体当たり精神でなんとか人気を取り戻してもらいたいものだ。
(TechinsightJapan編集部 阿見野真帆)