「ザ・ベストハウス123」(フジテレビ系)、19日の放送は、「驚愕!男と女のお騒がせ事件スペシャル」ということで、2件の事件が紹介された。夫の殺害を試み続けた妻となかなか死なない浮気夫の物語と、オーストラリア中が騙されたニセ超能力者の話だ。番組のなか、ゲストに「騙されたことってあります?」という質問が投げかけられた。これに対し、FUJIWARA・原西が自身の父親に“騙された”過去を告白した。しかし、そこはさすが芸人の父。たとえ息子を騙したとしても、その騙しはちゃんと今の原西の“ネタ”になるものだった。原西よ、父に感謝せよ!?
妻は、夫の浮気に立腹し、何度も夫を殺害しようと試みた。しかしなぜか夫はなかなか死なない。最終的に銃殺まで試みたのだが、当たり所が悪く(?)、夫は生き延びてしまい、妻は逮捕された。しかし夫は妻を許し、保釈金を払い妻を自分の元に取り返し、今は仲良く生活している。
ニセ超能力者は、オーストラリアのテレビプロデューサーが、いかに人間が騙されやすいかを実験するために企画した、究極のヤラセ番組。アメリカで絶大な人気を誇るという霊能力者を独占取材した風にみせかけ、最終的にはオーストラリア中が彼を信じた。しかしこれはあくまでも“実験”。最後には番組でタネ明かしをしたのだが、その後もその超能力者を信じるものが残ったという。
このふたつのエピソードが紹介されたあと、ロンドンブーツ1号2号の淳が、「誰かこの中に騙されたことのある人っています?」とゲストに問いかけた。
すると、FUJIWARA・原西が、自身の父親に騙された話を告白した。
それは、原西がまだ思春期の頃の話で、その頃原西はクセ毛に悩んでいたという。そこで父親に相談すると、父親はなんの根拠もなく「26歳になったら治る!」と言ったのだそうだ。
原西は怪しいと思いつつ、父の言葉を信じた。さて、では26歳になった原西のクセ毛は治ったのだろうか?淳に問われた原西から返ってきた答えは悲しいものだった。
「26歳になったらハゲてきました・・」
ああ、なんと無責任な原西の父。ただ、いま考えてみればこれが原西の“ネタ”になったのだ。たとえクセ毛が治らず、たとえハゲてしまったとしても父には感謝するべきなのだ。
(TechinsightJapan編集部 阿見野真帆)