女優の杉田かおるがダイエット本『毒だしダイエット!』を出して話題となっている。これまでテレビでは毒舌キャラで通っていた杉田。実は舞台裏でも「人を傷つけ続けていた」という事実が本人の口から明かされた。
テレビ番組『ビューティー・コロシアム』の企画で1年前にダイエットに取り組んだ杉田かおる。
彼女は当時の体重63kgから10kgのダイエットに成功して今もリバウンドしないと話した。
さらに驚くべきは1年間でその性格まで変わったと言うのである。
杉田は番組のオープニングトークで
「体質改善したら、富に優しくなっちゃって。
ちょっと変わってきちゃったんですよね。
毒舌も出ないかもしれない・・・」
と切り出したのである。
司会の小堺一機が
「ぼくの中ではかおるさんが、怖いとかいうのはないんだけど」
とフォローしたが、杉田は自分がどんなに人に迷惑をかけてきたかを語りだした。
杉田「以前はやたら、なんの根拠もなく。スタッフの方にも切れてたんですよ」
「例えば、メイクしてくださる方に胸毛が凄くあるんですけど、その胸毛が嫌で。
『近寄らないで!もう、さわらないで!』って、メイクさんなのに・・・」
と自分のわがままでメイクさんに酷いことをしたと当時を振り返った。
彼女は
「そういう、理不尽なことで人をとっても傷つけていたんですよ」
と反省して、さらに共演していた小倉久寛に
「小倉さんにも前にご迷惑おかけしました」
と詫びたのである。
すると小倉は意外な顔で
「それ、話したらいけないと思って我慢してたんだよ。いいの!」
とその出来事を話し出したのだ。
「フジテレビの監督さんが僕の芝居を見に来てくれて、終わってからいっしょに飲みにいって、
さあ、カンパーイってやろうとしたら『ピリリリリリッ』って監督の携帯がなったんですよ。
すると、監督が『大変ダーーー、杉田さんが現場で暴れてるーー。ちょっと、すみませんね!』
と言うと飲み会そっちのけで慌てて出て行ったんです」
というのだ。
監督がかけつけるほどの暴れ方とはどんなものなのか?
杉田は
「特に春先は危険だったんですよ!今年は全然大丈夫でしたね」
と話を続けた。
「よくみんなから『イメージひどいですよね』って言われますけど。
イメージじゃなくて、本当にひどい人だったんだと思います。わたし」
としみじみと語った。
小倉が
「春先は危ないなんて、花粉症みたいだな!」
と茶化したが杉田は優しく微笑んでいた。
このままでは本当に毒舌キャラは消滅してしまいそうだ。
次は「デトックスキャラ」ということになるのだろうか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)