4月15日放送されたテレビ「ひみつの嵐ちゃん!SP」に島田紳助が登場した。彼は、お笑い芸人から司会者として成功するまでを語った。その中で、紳助は嵐メンバーへ彼流のトークの心構えを明かしたのだ。
同番組では「超豪華2大VIP激突スペシャル」として大物芸能人を迎えた。
その一人が島田紳助である。
嵐から紹介されて入場してきた紳助は
「いつも、『どうぞ!』て紹介してる方やけど、紹介されるのを待つのは緊張するなー」
とゲストになった感想を語った。
はじめこそ、緊張していた彼だが話し出すと軽妙なトークで嵐を爆笑させた。
そんな話の中で紳助が司会を始めたころのビデオが紹介されると彼は、その頃の苦労を明かした。
「大物芸能人を相手にして、司会をやるために『ギャラを一番高くしてくれ』って頼んだ」
「『この中で、オレが一番ギャラが高いんや』て思うくらいやないと、プレッシャーに勝てないと思った」
というのだ。
「でも、『番組が終わったらギャラは返しますから』っていうてやで」
と話すので嵐が
「で、ギャラは返したんですか?」
と聞くと
「返すわけないやん!」
と答えて笑わせた。
そうした苦労を経験してきた紳助にはトークするときの心構えがあるという。
「好きな人の悪口しかいわない!」
ということなのだ。
「好きで好きで仕方ない人の悪口は言いたくなる」
とも話した。
紳助のその言葉を聞いて思い出したのが、以前彼が有吉弘行に言った言葉だ。
彼の番組に出た有吉が毒舌あだ名を披露して周りからヒンシュクをかっていた時に
「有吉!おまえは愛を感じる人にしかあだ名つけへんもんな!」
と言っていたのだ。
有吉もうなづいて肯定していた。
確かに有吉は別の番組で
「中身のないやつにはあだ名つけないんだよ」
という意味のことを言っていたことがある。
ちなみにそれを言われたのはブレイクしたてのスザンヌだった。
もっともスザンヌもめげずにあだ名をせがんで
有吉はしぶしぶ「ぼうし」と命名したのだ。
スザンヌが帽子をかぶっていたからで、これには彼女もがっかりしていた。
紳助はそんな有吉に、自分と同じ空気を感じたのだろう。
自分に重ねて、前述のような言葉を彼に向けたに違いない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)