バラエティで大活躍する、モデルのJOYがテレビ「ダウンタウウンDX」に出演した時のことだ。
JOYは街で若い女性二人が自分の噂話をしている場面に遭遇したことを話した。
彼はいつもの「これねっ。浜田さん、お話しましょう」という漫談トークで始めた。

本来メンズエッグのモデルであるJOYだが、最近とにかくよく見かけるようになった。
そんな彼の人気が急上昇していることは誰もが認めるところだろう。
JOYは「自分が有名になったみたいな勘違いが凄く多くて」と前置きすると「この間も、大阪で喫茶店で『隣の隣』に座っていた女子2人が・・・」
と、その出来事を語った。

JOYが
「その女の子の一人が『JOYかっこいい』みたいなことを言ってるんですね！」
と言うと、観覧客からも
「オーーーーー！」
の歓声が起きた。
JOYは
「おいおい、何言ってるんだい、小猫ちゃん？僕は、隣にいるぜ」
みたいに思って聞いていたと続けた。
「もう一人の方は、『ニノがカッコイイ』と言ってたんですよ」
「嵐の二宮くんと僕をネっ、やたらとくらべてるんですよ。その小猫ちゃんたちがね・・・」
と『JOY節』絶好調でしゃべりながら司会の浜田雅功をみると、腕を伸ばして退屈そうだった。
JOYもめげずに
「まだ、ストレッチタイムじゃないですよ？」
と注意して笑いを誘った。
「もうすぐ、終わりますんで・・・」とJOYの話は続く
「それで、その女の子と目が合った時に会釈して『JOYですっ』って明かしたんです」
と、彼は女の子が本物のJOYを目の前にして驚くだろうと期待したのだ。
「その子は『え？』という顔してるんですよ」
と少し様子がおかしい。
JOYは
「あの、僕のこと言ってくれてたんだよね。ありがとうございます」
とさらに念を押してみた。
彼女「なにが？」
JOY「いやいや、JOYって言ってたでしょ？」
彼女「JOYちゃうし！ジュンやし！！」
とその女の子は憤慨して言い捨てた。
JOYは
「松潤さんのことだったんです・・・と言うお話し」
と話を終えた。
すかざす、松本人志が
「さあ、ここから巻きで行きましょう！」
と話を次に移したのだった。

要するに、嵐ファンの女の子二人が
「ニノ（二宮）と、ジュン（松潤）とどっちがカッコイイ？」
という話をしていたが、JOYは思い込みで
『松潤のジュン』を『ジョイ』と聞き間違えたのだ。
この内容を長々と話すのがJOYパターンで、これが面白みとなっているのだ。

ところで、ダウンタウンはかなりJOYを気に入っているようだ。
この番組だけでなく『HEY!HEY!HEY!』にもJOYを毎月登場させている。
しかも、そのやり取りはトリオ漫才のように出来上がっていて、例えばこんな感じだ。
浜田「聞きたくないけど、JOY!」
松本「・・・（含み笑い）」
JOY「浜田さん！いいですか？お話して・・・」
松本「名前をいちいち呼ぶな！」
というパターンである。
まだ、お気づきでない方は機会があれば、チェックしてみることをおすすめする。
これが、けっこう笑えて、ダウンタウンのうまさに感心するのだ。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）