人気お笑いコンビ、森三中がパーソナリティーを務めるラジオでのことだ。今も「スクリーンの妖精」と呼ばれる女優のオードリー・ヘップバーンを特集した。その際に黒沢かずこが椿鬼奴と比較したことからとんでもない事態になってしまったのだ。

FM番組『MUSE Beauty Charge ～Passo ハナ女子大学 RADIO SEMINAR～』では毎回、森三中が魅力的とする女性を特集する。
彼女達から美しさの秘訣や女性の魅力、『女子力』を学ぼうというのが主旨だ。
4月17日の放送では今も多くのファンを持つイギリス出身の女優、オードリー・ヘップバーンをとりあげた。
話が、オードリーの魅力はどこにあるのかとなった時だ。
村上が
「オードリーの魅力はやっぱりあの目力にあると思うのよね」
と言うと、黒沢がそれに対して
「そうよね、あの目には魅かれるよね」
と言うと
「オードリーと同じ目力をもってるのが椿鬼奴なのよ！鬼奴の目はおなじ目力を感じる！」
と付け加えたのだ。
村上と大島は一瞬言葉を失ったが、やがてこう返した。
「それは・・、わりいけど、それは認められないね。わたしはそれは認めない！」
とキッパリと鬼奴の目力を否定したのだ。
黒沢も黙るしかなかった。

黒沢がここで、鬼奴を引き合いに出したのはいたって真剣で、ネタのフリではないのだ。
先日、第2回沖縄国際映画祭で映画『クロサワ映画』に共演した黒沢と椿鬼奴は舞台挨拶に立った。
その祭に黒沢は
「椿さんがスクリーンに映ると、まるでフランス映画のようになって、すっごいアンニュイな雰囲気になるんですよ！」
とう話したのだ。
共演しただけに、椿の女優としての魅力を感じ取っていたようである。
ただ、今回は『オードリー・ヘップバーンと同じ目力』としたのがいけなかった。
大島らにしても『スクリーンの妖精』と鬼奴をおなじレベルだとは認められなかったのだ。

一瞬、三人の間に不穏な空気が流れたのだが、最後はオードリー・ヘップバーンの教えでまとまった。
三人ともが感動したその教えとは
「誰もが生まれたときから愛する力を持っているの。
でも筋肉と同じで、鍛えなければ衰えてしまう」
とういものだ。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）