EU発!Breaking News

writer : techinsight

【EU発!Breaking News】フーリガンに強襲され仏人サポーター死亡。フーリガン側裁判で無罪を主張。

昨年セルビアのバーで、フランスチームのサポーターがセルビアチームのフーリガンに強襲され死亡する事件があった。現在裁判が行われており、フーリガン側は無罪を主張している。

昨年9月、武装したセルビアチームBelgrade club Partizanのフーリガンが、バーにいた敵対しているフランスチームのサポーターを強襲した。フランス人サポーター達はバット等で襲われ、頭部に重症を負ったフランス人サポーターのBrice Tatonさん(28)は、この事件のあった12日後に死亡した。フーリガン14人は起訴され、裁判が今週水曜に開廷した。彼らは有罪判決となれば30年~40年の懲役に直面しているが、無罪を主張しているという。

死亡したTatonさんは、当時他のフランス人サポーター14人と共に、UEFAチャンピオンズリーグを観る為にフランスからセルビアを訪れていた。が、試合が始まる数時間前に、地元のバーでフーリガンに強襲された。

フーリガンは今のところ無罪を主張しているが、死亡したTatonさんの両親は「家族は息子の死で壊れてしまいました。私たちは『正義』の判決が下る事だけを望んでいます。」とフーリガンに有罪判決が下りる事を祈っている。法廷は日を開けて再開される予定だ。
(TechinsightJapan編集部 新谷友海)