エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】”鼻血はたらしたまま”、”傘は骨だけ”。驚異の天然。はいだ しょうこの素顔。

「超個性的なイラスト」で有名になった、『おかあさんといっしょ』第19代目うたのおねえさん「はいだ しょうこ」。彼女は学んでいた宝塚音楽学校時代の、笑えるエピソードについて「笑っていいとも・増刊号」で披露した。天然ボケといえばそれまでだが、そのあまりに常軌を逸した告白に一同も凍りついたのである。

宝塚音楽学校は、礼儀作法や規律に非常に厳しいので有名である。主に本科生(先輩)が、予科生(後輩)に指導するのだ。はいだは、どんなことをして注意されたのか?

「骨だけの傘を差して歩くのは、やめなさい!」
非常に風が強く、雨が降り始めた日のことだ。傘を忘れた彼女は、急いでコンビニでビニール傘を購入して外に出た。すると歩き出してすぐに、強風で傘のビニールだけが飛ばされ骨だけになってしまった。普通の人なら、その傘は諦めて捨てるなりするだろう。だが彼女は、骨だけの傘を差して制服を濡らしながら歩いていたのである。その姿は、「不気味な宝塚音楽学校の生徒」に見えたのだろうか?本人曰く、「何気なく歩いていれば、(傘が骨だけになっている事実が)気づかれないかもしれない。」と、澄まして歩いていたらしい。

「あなた先輩に、挨拶を忘れたでしょう!」
通学の行き帰り、電車待ちでホームで待っているときも気が抜けない。快速などの電車が目の前を通過するときは、先輩が乗っているかもしれないので頭を下げて礼をしなければならない。はいだは「どうせ、見えていないだろうと思ったら、目の良い先輩がいて注意されるんですよ。」と、のんびり話していた。

「鼻血ぐらい、ティッシュペーパーで拭きなさい!」
合唱練習の授業の時のこと。姿勢を正し、楽譜の持つ角度も位置も決まっており、笑ったりもできない。前列には先輩がいる。そんな緊張の中、彼女は鼻から生暖かいモノが流れ出てきたのを感じた。「あれっ、鼻血かも。」と気付きながらも、姿勢を崩せずにそのまま歌っていたら、楽譜に血が2、3滴落ちてきた。後ろでモゾモゾ動いているのに気づいた先輩が振り向き、鼻血をたらしたままの彼女に驚き注意したのだ。おまけに彼女は、止血した後「自分が鼻血をたらしながら歌い続ける姿」を想像して笑ってしまい、また怒られていた。

そんな彼女だから、「朝から晩まで、寝る暇も無いくらい。」怒られていたという。しかし、はいだは宝塚音楽学校時代は優秀な成績を収め、宝塚歌劇団では歌唱力に優れた娘役として大活躍した。学校時代の「軍隊並み」といわれる、厳しい指導は彼女を強くたくましく成長させ、実力を開花させたのかもしれない。彼女のユニークなキャラクターも生かしながら今後、幅広い分野での活躍が期待される。

(TechinsightJapan編集部 みやび)