お笑いよりも手相占いの方が有名になった島田秀平がテレビ「笑っていいとも!」に出演した時のことだ。
彼は、トークの中で「映画を観ていても手相に目がいってしまう」と悩みを打ち明けた。
同番組の「テレフォンショッキング」に登場した芸人の島田秀平は最近は手相占いが本業のようになっているという。
手相占いで多くの人を見ていると、いろいろな悩みをたくさん聞くのでヒミツだけが増えるのが悩みだと明かした。
また、彼は手相を見るのが職業病のようになってしまい
「街を歩いていてもみんなの手をみてしまう」
と話した。
電車に乗ってもつり革をと持つ人の手を見て
「あ、この人疲れてるな」
と手相を占ってしまうらしい。
それだけでなく、映画やテレビを観ていても手相に目が行くというのだ。
たとえば『24(トウェンティーフォー)』を観た時は
「ジャック・バウアーって凄く”気遣い屋の線”があるんですよ。ホントは暴れん坊じゃないのに・・・」
などと思ってしまうのだ。
最近では話題の映画『アバター』を観た時にこんなことがあった。
「本当に嫌になったのが、アバターを見たときでした。アバターの宇宙人に手相があるんですよ!」
と島田が明かすと
「えーーーーーっ!!」
と会場の全員から悲鳴に近い声が上がった。
島田はアバターの宇宙人について
「青い宇宙人がいて、自然と共存する。自然を非常に大事にするっていうキャラクターなんですよ」
と説明すると
「金運線がスゴイ長いんですよ。『なんだよこれ!』と思って・・」
とその宇宙人の手相がミスマッチだというのだ。
会場も今度は大爆笑だった。
タモリも
「あいつは、金儲けがうまいのかね?」
と苦笑いしていた。
島田は
「そうなんですよね・・、(映画に)入り込めないんですよ」
とがっくりしていた。
島田秀平は、2008年にはお笑いコンビ号泣を解散している。
その頃は芸人を辞めることを考えた時期もあったのだ。
そんな時に事務所の先輩、和田アキ子が『頑張って続けろ』と声をかけてくれ、今に至るのだ。
手相占いで新境地を開いた彼だが、こうした占い師なりの悩みがあるのだった。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)