ロックバンド、レミオロメンの新アルバム「花鳥風月」が3月3日リリースされた。同名の新曲のPVも作成されたのだが、その中に監督がドッキリを仕掛けていた。メンバーの藤巻は苦心の末それを見つけたが、逆に唖然としたというのだ。

3月1日に放送されたテレビ「HEY!HEY!HEY!」にレミオロメンが出演した。ギター・ボーカルの藤巻亮太が新曲「花鳥風月」のエピソードを語った。

藤巻はPVの監督はその中にドッキリ的に『花鳥風月』をあしらっていると聞いた。だが、彼は「どんだけ探しても、月が出てこない」と不思議に思ったという。

PVのシーンを確認してみると
『花』のシーン。彼女とマンションから外に出る時に入り口の階段横に赤い『花』がある。
『鳥』のシーン。土手沿いの道を二人で歩く時に空を『鳥』の群れが飛んでいる。
『風』のシーン。二人で坂の階段を上るときに風見鶏の『風』車が回っている。
という内容なのだが、
このPVは昼間の散歩の様子を撮影したもので『月』が出てこないのだ。
しかし、何度か見るうちに藤巻はやがて
「それは、ダンディ坂野さん（ゲッツ＝月）だったんですね」と気づいたというのだ。

司会の浜田雅功はそのいきさつを聞いて
「ナニ、それーーー！」と呆れていた。

PVではダンディ坂野はこのアパートの住民の役で、主演の男女二人に出会いがしらに、カボチャをもらって、慌ててどこかへ出かけていく。その間、ほんの数秒の登場である。しかも、彼の持ちネタ 『ゲッツ!』は披露しない。隠れた『ゲッツ（月）』なのだ。

松本人志もPVを見て
「絶対分からないし、ダンディっていう事も分からない」と冷静に感想を話した。
レミオロメンたちも松本から
「気づいたところで感動もなく・・・」と言われると、笑ってごまかしていた。

ところでこのPVについてはダンディ坂野も自身のブログで紹介している。CDショップの「1日店長」もやったそうだ。彼はこのPV出演をかなり喜んでいた。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）