ボクサー内藤大助が3月20日放送のテレビ「メレンゲの気持ち」に出演した。彼はWBC世界フライ級タイトルマッチを終えた後に経験した世間の裏側を赤裸々に語った。
司会の久本雅美はいつものようにくだけた感じで質問した。内藤も話しやすかったのだろう、あまり多くを語らない彼が試合後の裏話をいろいろと語ったのだ。
久本「世界戦、凄かったですね!振り返ってみてどうですか?」
内藤「結果的に負けたから悔しい思いはありますね」
久本「鼻は大丈夫ですか?もう治ったんですか?」
内藤「うん、だいじょぶ。ヤッパリ思いっきり曲がってたので・・・」
久本「イテテテ・・、何日くらいで治ったの?」
内藤「治すのが大変なのよ。曲がってる鼻を治すから。戻さなきゃいけないでしょっ」
あやや「あ、痛い!」
内藤「鉄棒入れて、こう、クイッて。あれ、痛かったな」
共演者一同「えーーーー」「わわわわ、痛い!」
内藤「そこで、また腫れちゃったから、1ヶ月以上は安静にして完治するまでもう少しかかりました」
久本「でも、そんだけ命がけっていうか、真剣ていうことだよね。もうほんとに怖いでしょ!これでもう終わっちゃうんじゃないかっていう?生命そのものよ?」
内藤「せ、せ・・生命!?最悪そうなる可能性もあるけど、相手をやっつける、このヤロウいくぞ!って気持ちの方が強いからあんまり考えないかな。それより、負けたらボクサーを辞めなきゃならないのでそれを考えちゃう」
久本「そうか、そういうこと考えながら戦ったんだ・・・」
久本「でも、結果として負けちゃった時に、態度がコロッと変わった人とかいたんだってね?」
内藤「今まで、普通にしゃべってきたのが、なんか、見て見ぬフリするもんな・・・・」
観覧者全員「えーーーーーっ」
内藤「何でかなーーって感じもしたけどねーー。んーー、んーーなんか・・面白くないよね」
久本「面白くないよ!」
内藤「いや、ホント、オレなんかしたの?って思う。それは、負けたけど、そんなに(態度が)変わるようなアレはねえぞ!というのは思ったよ」
久本「わたしなんか、今までの苦労とかも、ドラマとかいろいろなことで知ってるから、凄く尊敬して試合見てたけど」
久本「あと、『ギャラにうるさい!』とか書かれたんですって?」
内藤「あのね、週刊誌に書かれちゃってさ。週刊誌が『取材させてください』ってオレに言ったら。『あん?いくらくれるの?』ってオレが言ったって書かれてるんだよ!言ってないちゅうの、そんなこと!」
久本「ほんとに、リアルに書くからね、やってもいないのに」
内藤「そう、あること無いこと、じゃないの。無いこと無いことを書くのよ。アレは、ビックリしたね!」
久本「もう、練習もまた始められて。次に向けて・・リベンジするんだ!っていうか・・」
内藤「そうですね。そういう気持ちでやってますね」
以上が、内藤大助のトーク内容である。
スポーツの世界でもいろいろな人間模様があるようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)