芸人、めおと楽団ジキジキが3月8に日テレビ『HEY!HEY!HEY!』に出演した。J-POPバンド、いきものがかりに関係するサプライズとして登場した彼女らは、ブログでその時の状況を詳しく報告している。そこには、普段は知ることができないテレビ番組の裏側が明かされていたのだ。

めおと楽団ジキジキは、夫婦でギターとピアニカを演奏する芸人コンビだ。
特にカオルコはピアニカをおでこで弾きこなすのが特技である。
同番組にゲスト出演した、いきものがかりの吉岡聖恵が
「あのピアニカ演奏をもう一度見たい」
とリクエストしていたことから、事前に本人らに出演依頼していたのだ。

カオルコがブログで書いたところでは、サプライズゲストは本当に相手には知られていないようだ。
「『いきものがかり』の皆さんにはびっくりしてもらう為、
　内緒での出演だったので、この日記やホームページにも収録までは書けませんでした」
と、自分自身でも言動に配慮しなければならない。
そしてテレビ局側も細心の注意を払って局への入り時間や控室を調整しているようだ。
そうなってくると、うっかり、いきものがかりに気づかれるわけにはいかない。
テレビ局へ着いてからもメイク室やトイレなでへは気づかれないように移動する必要がある。
「廊下の角ごとに壁に背中をくっつけて覗き見してから曲がったりして。
　そう、まるで刑事が容疑者を尾行する時みたいに注意してたんです」
とその注意の払い方はハンパじゃないのである。
その甲斐あって、本番ではいきものがかりには大いに喜んでもらえたようだ。

正直にいうと、バラエティ番組でサプライズゲストが登場しても
「実は、お互いわかってるんじゃないのか？」
と思っていた。
だが、カオルコの報告でこんな努力がなされていることが分かったのだ。
これからは、見る目を変えていきたい。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）