ロックバンドBARBEE BOYS(バービーボーイズ)のボーカル杏子がラジオ番組で過去の恋愛経験を語った。
魅力的な女性ボーカルとして知られる彼女だがスキャンダル報道などもなく、自ら男性について語ることは稀なのだ。
3月21日放送のFMラジオ「杏子のANTENA CAFE」(FM福岡)へリスナーから
「男女間でカセットテープに好きな歌を録音して渡して、想いを伝えることが流行った頃があります。
もう、30年以上前のことですが、杏子さんにはそんな経験ないですか?」
という質問があった。
この内容に共演の西川さとりアナと二人で盛り上がった杏子は自分の経験を話し出した。
「30歳の頃に、一度だけミュージシャンと付き合ったことがあるのね。
どういうわけかミュージシャンと付き合ったのはこの一度だけ。
結果、フラれちゃったんだけど。ショックで家でシクシク、メソメソ泣いてたの。
そしたら、ある日ポストに入ってたのよ。封筒に入ったカセットテープが!」
というのだ。
杏子もこれで当時流行した男女間のカセットテープのやりとりを体験したのである。
恋人だった彼から届いたテープに録音されていたのは
一曲目が
キャロル・キングの『ユー・ガット・ア・フレンド/君の友達 (You’ve Got A Friend) 』
(つまり「良い友達でいよう」ということか・・)
そして二曲目が彼のオリジナルソングだったという。
彼女は歌の歌詞は覚えていないが
「♪君と・・・ひと夏・・・♪」
という、要するに『ひと夏の遊びだった』というような内容だったという。
杏子はその頃を思い出してこう話した。
「今だったら『何考えとるんじゃーー!』というところだけど、私もウブだったね・・・」
という彼女は、その時にテープを聴いてまたも泣きじゃくったそうだ。
「悲しくなるんで、もう聞きたくないから捨てちゃったのね、あのテープ。
とっておけばよかった。今なら内容を分析してみるのに」
と惜しがっていた。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)