エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】魔裟斗に有吉弘行が恐る恐るつけたあだ名。

日本人初のK-1世界チャンピオンとして知られる魔裟斗がテレビ「笑っていいとも!」に出演した。
同じく、ゲスト出演したのが毒舌芸人の有吉弘行である。
彼は全くその気はないのに、周囲から背中を押されて魔裟斗にあだ名をつけたのだ。

同番組のコーナー「ザ・KY太田ショー」では魔裟斗の過去の経歴が紹介された。
魔裟斗は15歳で学校をやめてボクシングジムに入門した。
しかし、通うのがメンドウで2年くらいするとジムをやめて、家の近くにあったキックボクシングジムに通いだしたのである。
これが、キックボクシングとの出会いとなった。17歳の時だ。

そして24歳にして日本人初のK-1 WORLD MAX世界チャンピオンになるのだ。
そして28歳で女優、矢沢心と結婚する。
彼女との馴れ初めを聞かれて魔裟斗は
「僕の家の前で彼女の車が故障してしまって。
そこにちょうど僕が帰ってきた。それが出会いですね」
と話した。

KY太田から
「キックボクシングジムも、奥さんもみんな、家の周りで済ませるんだ」
と突っ込まれていた。
また、魔裟斗が
「チャンピオンになると本業以外の仕事も入って、モデルとか増えました」
と話すと、彼が女性と映ったファッション雑誌が紹介されて会場は盛り上がった。

こうして、スタジオがすっかり、魔裟斗の強さとカッコよさの空気に包まれた時だ。
有吉がアナウンサーから
「では、最後に有吉さんから魔裟斗さんにあだ名をつけてください」
と淡々と振られたのである。
レギュラーメンバーたちの後ろで大人しくしていた有吉だったが、みんなから前に引きずられるようにして出てきた。

過去に有吉からヒドイあだ名をつけられた二人、田中裕二やおすぎはここぞとばかりに彼に詰め寄った。
「ちゃんとつけろよ!」
「殴られるの覚悟で、ちゃんとつけなさいよ!」
と有吉への仕返しかのような勢いだ。
他のメンバーもそれに影響されて
「すぐ、手が出ますから!」
「ローキックが飛んでくるぞ」
と容赦しない。
最初は、戸惑っていた有吉だが、意を決すると魔裟斗に面と向かってこう言ったのだ。

「えーーー『栃木のホスト』ですっ・・・」
次の瞬間全員が大爆笑した。
太田光などは飛び跳ねて喜んだ。
当の魔裟斗も、もはや笑うしかなかったのである。

有吉は過去あだ名をつけるときに躊躇したのは、和田アキ子やKONISHIKIにつけたときくらいだろう。
今回はそれ以来のかなり恐れながらの命名だった。
そんな中で生まれた魔裟斗の『栃木のホスト』はなかなかの名作と思われる。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)