歌手の渡辺美里は今年に入りシングルコレクション(4枚組)をリリースして顕在ぶりを見せている。彼女が「My Revolution」でブレイクしたのは24年前、1986年のこと。そんな渡辺美里がCDのプロモーションを兼ねてFM福岡を訪れた。その際に彼女は「My Revolution」のヒットにまつわる思い出を語った。
渡辺美里が1986年に出した「My Revolution」は4枚目のシングルだった。作曲を担当したのはまだあまり知られていない頃の小室哲哉である。ドラマ「セーラー服通り」(TBS)のテーマ曲だったことも弾みとなり、この曲が大ヒットとなる。オリコンシングルチャートで1位を獲得して約70万枚を売り上げた。渡辺美里、そして小室哲哉にとってもブレイクのきっかけとなる曲だったのだ。
早いもので、彼女は今年1月に25周年記念アルバムとなる 「25th Anniversary Misato Watanabe Complete Single Collection~Song is Beautiful~」をリリースしている。その渡辺美里が「My Revolution」のヒットを知った時は、福岡に来ていたというのだ。そして彼女は当時の思い出をラジオで語り出したのである。
「ちょうど福岡に来てたんですよ」
「博多の屋台でラーメンを食べていたらMy Revolutionが聞こえてきました」
彼女はそれでヒットを実感したというのだ。
「その頃、『My Revolutionがヒットした時はどんな感じでしたか?』って聞かれたので、
「『ラーメン食べてました』って答えました」
と彼女は当時を思い出した。
今、彼女はラジオ番組「渡辺美里と北澤豪のスーパー・オフショット」や「『第61回 十日町雪まつり』行き “美里◇雪の夢列車”」のイベント参加などますます活発に活動している。そんな今も、最初のヒット曲の思い出が「ラーメン」であることが彼女らしくて微笑ましい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)