バンクーバー冬季五輪では日々素晴らしいパフォーマンスが繰り広げられている。日本の代表選手たちには実力を出し切って悔いの残らぬ演技を見せてほしいものだ。そんな、彼らに芸能界の有名人が「実力を発揮できる秘訣」をメッセージとして贈った。
FMラジオ「SUZUKI Breakfast News」の企画で、芸能人たちが日ごろ行う「プレッシャー撃退法」をインタビューしたものだ。
彼らはこれまでに同番組から五輪選手へ応援メッセージを贈っており、その際に「日々プレッシャーや緊張とどう戦っているのか?」について答えてもらった。
・声優で歌手の水樹奈々は
「LIVEでは毎回凄く緊張するので手に『人・人・人』と書いて呑んだり、深呼吸したり・・」
とオーソドックスな方法を行うようだ。
彼女は「小さい頃からそう聞いてて、自己暗示の効果があるみたい」と話していた。
・お笑いコンビ麒麟、田村裕の場合。
M-1など数々の緊張する場面を経験したという彼は
「緊張して失敗するくらいなら、ハナから失敗してもイイという気持ちで
自分のベストコンディションが出せるように、肩の力を抜くようにしている」
「気持ちがノッてるかノッていないか・・その方が大事なんです」と語った。
・歌手のJUJUは
「緊張すると、メイクさんだとか周囲にいる一番力の強い人に
背中を思いっきり『ドーン!』って叩いてもらいます」と具体的に答えてくれた。
・お笑いコンビ、デンジャラスのノッチは
「僕は嫁の顔を思い浮かべます。あの恐ろしい顔を思い浮かべると
『行かなきゃいけないんだ』という気持ちになります」
「この前、スカイダイビングした時も『やめよう』と思ったときに
脳裏に嫁の顔が出てきて、そのままジャンプしました」
「そういう、嫌な人を思い浮かべるのもプレッシャーをはねのける方法です」と話した。
彼の恐妻家ぶりは有名だが、もはやモチベーションの域に達しているようだ。
最後に番組DJの中西哲夫が語った。
「僕は緊張しないと力が出ないタイプですね。緩んでいるとホントにいい力は出ない。適度な緊張してる方がいいパフォーマンスができる」
「緊張感は好きだし、緊張した方がいい演技ができる、そういう気持ちを持つことも大事ですね」ということだ。
中西は元サッカー選手なのでアスリートとして、五輪選手に参考になる内容を話してくれた。
この声がバンクーバーに届くかは不明だが、ベストパフォーマンスを期待したい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)