人気グループ、V6のイノッチこと井ノ原快彦はテレビ東京のバンクーバー五輪、メーンキャスターを務めている。先日、井ノ原はバンクーバー現地へ弾丸取材してフィギュアスケート男子ショートプログラムなどを取材した。その際に彼はバンクーバー五輪会場で街頭インタビューして、フィギュアスケート女子のメダル候補について聞いたのだ。
多忙な井ノ原快彦だけに取材の時間も短期スケジュールだ。
「弾丸取材」と呼ばれるそれは片道8時間のバンクーバーへ2泊4日(?)の強行軍となった。
彼の取材は五輪競技の実況よりも現地の雰囲気や観客の様子を伝えることに視点が向けられて面白かった。
例えば、突撃街頭インタビューで五輪観戦客らにアンケートを取った。
日本でのアンケートではなく、各国から訪れた人々の声が聞けて興味深いものだ。
アンケートの内容は
「フィギュアスケート女子で金メダルを手にするのは次のうち誰?」
というものだった。
・浅田真央(日本)
・安藤美姫(日本)
・キム・ヨナ(韓国)
・ジョアニー・ロシェット(カナダ)
もちろん、公平に選べるように並べて出題した。
すると、結果は日本の浅田真央が12人に選ばれて断トツの1位だったのだ。
安藤美姫、キム・ヨナ、ジョアニー・ロシェットらは、ほぼ同数に選ばれて大差は無かった。
繰り返しになるが、日本人が選んだ結果ではないのだ。
浅田真央が世界から注目されていることが証明されたといえるだろう。
今回のバンクーバーではメダルに手は届かずとも
フリースタイルスキー・モーグル女子の上村愛子、
スノーボード男子ハーフパイプの国母和宏、青野令など
日本勢が世界レベルに負けない迫力ある演技を見せてくれている。
フィギュアスケート男子の高橋大輔は銅メダルだったが、観客の声援は1番多かった。
浅田真央にも金を狙って欲しいのはもちろんだが、世界を感動させる演技を期待したい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)