お笑い芸人の土田晃之がラジオ番組の中で「吉本興業の芸人じゃないので・・・」と話した。土田が妻や子供との暮らしを大切にしたいと語る中で吉本の芸人を例えに出したのだ。彼はそのことで何を伝えたかったのだろうか?
土田晃之がFMラジオ番組「東京海上日動 ROUTE 38」に出演した時のことだ。
「僕は吉本の芸人じゃないんで、毎日、忙しく働かされて、『ギャラが少ない』って愚痴ったりしないんで」
と突然、吉本興業の芸人と自分を比較したのだ。彼の所属事務所は太田プロダクションである。
そして土田は
「しっかり、休みはとるということで、土日は大体休みですね」と続けた。
つまり、家族との時間をとるためにも、休みはしっかり取るのが彼のこだわりなのだ。
彼は家族とのふれいあいについてこう話した。
「4人の子供たちが、今のうちに相手しとかないと
大きくなったら自分らで勝手に遊び出しますからね」
というと、彼は家族サービスのおすすめスポットを紹介した。
「ジャスコとかサティとかに行きますね。あそこは全員が満足するんですよ。
カミサンは買い物できるし、子供はゲームがあるし、俺はスポーツ用品を見られるし」
ショッピングセンターは土田ファミリーにとってワンダーランドらしい。
土田は2009年のオリコン調べの「理想の父親だと思うお笑い芸人」で2位となっている。世間的にも良いパパぶりは評価されていることがわかる。
今回、彼は「休みが取れないほど働く」対象として吉本芸人を例にした。これは吉本の芸人が「吉本はコキつかって、ギャラは安い」をよくネタにするからなのだ。
ところが、前述の「理想の父親・・」で1位となったのは「ぐっさん」こと山口智充だった。彼は、吉本興業なのである。吉本芸人が良き父親になれない、ということではなさそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)