2月19日11時(現地時間)に不倫騒動などで米男子プロゴルフツアーに無期限欠場中のタイガー・ウッズが姿を見せた。独特な会見方法や内容には賛否が出たが、会見会場の周辺でも驚くべき事態が起きていたのだ。それを見た、和田アキ子が番組内で状況を説明して感想を語った。
この日、タイガー・ウッズは米フロリダ州ポンテ・ヴェドラ・ビーチのゴルフ場「TPC Sawgrass」で会見を行った。10分を超える会見ではあったが、彼からの一方的なコメントが述べられるだけで、一切質問を受け付けないという特殊なものだ。そもそも、会場内にはタイガー側が要請した、親族や知人だけが入場しており、一人としてメモを取る者さえいなかった。事情を知らない者には教会で牧師の説教を聞いている人々と映っただろう。
ところで、この会見の様子をテレビで見ていた和田アキ子がある事実に気づいた。和田は自身の番組「アッコにおまかせ!」でその内容を紹介した。
彼女は、興奮して次のように語った。
「アメリカって面白いよ!ウッズが謝罪会見している会場の外で、女性がプラカード持って、『私なら何をしてもしゃべらないわよ。絶対、チクらない!』ってアピールしてるの」と言うのだ。
さらに、和田は呆れながら
「インタビュアーも『あなたはウェイトレスか?』って聞いたりして」
「ほんと、アメリカって凄いワ!」
と語った。
また、少し前になるが米国のある州でオバマ大統領が訪れた会場周辺で、マシンガンを肩から下げた男性がインタビューを受けていた。
彼は「銃規制の推進に反対だから、アピールしている」と答えていた。
アメリカの文化を吸収してきた日本人の感覚でも理解できないことが多い国である。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)