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バンクーバー五輪、スノーボードハーフパイプで8位に入賞した国母和宏選手のテレビ映像で新たな事実が分かった。これはテレビ「アッコにおまかせ!」で紹介されたものだが、大きなパネルを持ち、彼を応援する外国人が撮影されていたのだ。
2月20日放送された同番組で国母選手が演技をする際の観客席の画像が紹介された。そこには白い1m四方程度の大きなパネルを手に、絶叫して応援する外国人の女性がいた。彼女が持つパネルには大きな文字でこう書かれていたのだ。
「ネックタイ
お気にするな」
もちろん、日本語である。どう考えても、日本語が得意とは思えない文字だ。太い黒マジックで書かれたと思われるその文は、
「ネクタイを」が「ネックタイお」
となっていた。
彼女がどうして日本で騒がれているこの問題を耳にしたのかは不明だが、国母和宏選手が服装の乱れでバッシングされていることを知っていたのだ。日本語を調べながら、パネルに文字を書いたのであろう。
日本でも国母問題については賛否あった。
著名人からも例えば次のような声が聞かれた。
ソフトバンクホークス王貞治球団会長(69)のコメントは次のものだ。
「あれ(服装問題)で、一気に全国区になったからね。
でも、怖い(危険な)競技だし、あれくらいじゃないとやれないかもね」
国母選手はバンクーバーから帰国時には服装は正していた。
出国時の服装はスノーボードに注目を集めるための彼の作戦だったのかもしれないと思うのは、考えすぎだろうか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)