俳優の里見浩太朗がゴルファーの石川遼に、あることをアドバイスしていたことが分かった。しかも、遼くんの父親からも感謝されたというのだ。ベテラン俳優から人気絶頂のプロゴルファーに、いったいどんなアドバイスがなされたのだろうか。
里見浩太朗といえば、「水戸黄門」で、助さん格さん、黄門様と演じるベテラン俳優である。さらに現在は大河ドラマ「龍馬伝」で千葉定吉役として活躍中だ。そんな里見の趣味のひとつにゴルフがあり、2008年には石川遼とも初めてプレーしている。「アジアパシフィック・パナソニックオープン」のプロアマ戦でのことだ。
里見浩太朗が今年、2月9日放送のNHK「スタジオパークからこんにちは」にゲスト出演した。その際に遼くんとの事を雑誌記事に書いたいきさつを話した。彼は「今週も、石川遼くんとラウンドしたパナソニックオープンの話題・・」として、「プロゴルファーも旅役者のようなもの・・・観客の前でいかにいい技を見せるかだ」という内容を雑誌に掲載した。
するとそれを読んだ遼くんの父親から手紙をもらったのである。
「いいことを書いてくれました」と感謝の言葉が綴られたその手紙には
「プロゴルファーも旅役者のようなもの・・正にその通りです。常にギャラリーにいいショットを見せながら日本、世界を旅せねばならない。その旅の中で何を選らんで、どういう態度でゴルフ場に立ったら良いか・・・」
と彼も常々考えていると書かれていた。
その後、里見は遼くんとプレーすることがあり、遼くんから直接
「なんだか、ワクワクするような感動を覚えました」
と記事のことに関して感謝されたという。
もっとも、二人がプレーするときは遼くんの飛距離が凄いのでお互いの距離が離れてしまい、会話はほとんどできないそうだ。この会話もラウンド外でのことかもしれない。年齢や立場が違っても極める者同士、通じるものがあるようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)