日本を代表するアカペラグループ、ゴスペラーズがテレビ「笑っていいとも!」に出演した。彼らは現在公開中の映画「ゴールデンスランバー」で主演を務める俳優、堺雅人について語った。実は、ゴスペラーズのメンバーは堺の大学の先輩でもある。大学時代の堺雅人は今からは想像できないほど「不気味だった」というのだ。
ゴスペラーズは全員が早稲田大学の、アカペラサークル出身である。
彼らのすぐ後輩に俳優の堺雅人がいた。
ゴスペラーズの村上が堺と同じ演劇サークルにいたこともありお互い親しく交流していたのだ。
大学構内でゴスペラーズがアカペラの練習をしていると同じ場所で堺が発声練習をしていたという。
堺は今も、彼らを「兄のような存在」というほど仲が良いようだ。
そんなゴスペラーズが大学当時を振り返って
「堺雅人は、とにかく不気味でした」
と語った。
堺は大学時代から劇団「東京オレンジ」に参加していた。
彼は看板俳優であり「早稲田のプリンス」と呼ばれたのだ。
ゴスペラーズはその頃から堺の演劇を見ていたのである。
彼らは
「今とは違って、もっと不気味な役が多くて、いつも半笑いだった」
と当時の堺を思い出す。
そして「不気味な笑顔」は劇中にとどまらず、日常でも見せていたという。
ゴスペラーズの村上は最初に堺雅人を見た瞬間に
「こいつはきっと(事件を)何かやらかすな・・・」
と思ったと話した。
このエピソードからもその笑顔がいかに不気味だったかが分かるのだ。
堺雅人は2004年の大河ドラマ「新選組!」で山南敬助を演じてブレイクした。
特に彼がドラマで見せる『癒しの笑顔』が好評で人気が出たのである。
その笑顔こそ大学時代の「不気味な笑顔」の下地があって完成されたものだったのだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)