エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】紅白秘話。マイケルの振付師が木村拓哉に振付を教わった?

SMAPの木村拓哉がFMラジオで昨年の紅白歌合戦の裏話を披露した。その中でもマイケル・ジャクソンの振付師が彼に振付を教わったエピソードは驚きだ。

1月29日にラジオ「木村拓哉のWHAT’S UP SMAP」が放送された。
彼は同番組で毎年紅白歌合戦から1ヶ月後に
「1か月たったから、全部、話しちゃいます。『紅白』裏話スペシャル」
として特集を組むのだ。

今回も様々な裏話を聞かせてくれたが、中でも視聴者からの質問ではなく、
木村が独自に語ったマイケル・ジャクソンの振付師だったトラビスペインとの話しには驚いた。

紅白の中で「マイケルの追悼コーナー」があり、
SMAPメンバーがマイケルの名曲でダンスを披露した。
その準備の為にトラビスペインが来日して直接指導するのだから力が入っている。

木村によるとトラビスペイン氏は世界的な振付師でありながら非常にくだけた人だったという。
「NHKの喫煙ルームでトラビス、たばこ吸ってんだよ。みんなと一緒に」
という感じなのだ。
SMAPとトラビスが喫煙室で一服するシーンを想像すると面白い。

マイケルのパフォーマンスの振付も
「拓哉自身が、好きなものを、入れたらどうだ?」
と直接、振付の指導をするのではなく
トラビスも木村と一緒にステップを踏んで考えたのだ。
しかも、マイケルのダンスはトラビスが100%考えたわけではないらしく、
彼が覚えていない部分もあるらしい。
ビリージーンの練習の時には、トラビスが木村に
「あれ、ここ拓哉どうだった?次・・・?」
と逆に教わる場面もあった。
木村もすっかり打ち解けて
「それは覚えといてよ!」
と笑いながら教えたのだった。

だが、さすが世界の振付師であるパフォーマンスへのこだわりは筋金入りだ。
「マイケル・ジャクソンの追悼コーナー」は本来、もっと短時間だった。
しかし、木村はそれでは十分なパフォーマンスができないと交渉していた。
「これ以上は無理」というディレクターにトラビスベインが
「ここは、もうちょっと、ループにして、拓哉の動きを見せたい」
と強力に主張したのである。

結果、このコーナーは当初の予定より大幅に長くなったのだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)