赤ちゃんポストに託された女児、扉を開けた消防士が“運命”を感じて養子に(米…
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民家に放火し、子ども達を助けようとした母親を死亡させた15歳と13歳の少年が、放火と殺人の罪で懲役12年の判決を下された。死亡した母親は、炎の中子ども達の救出に向かったという。
事件当時、15歳と13歳だった少年2人は、Angela Brownさんの家に火をつけた。Brownさんの自宅では、3人の子ども達が眠っていた。火災報知機で火事に気付いたBrownさんは、我が子を炎から助けようと必死に救出しようとし、自らが犠牲になり死亡した。
事件のあった夜、この加害者の2人の少年は街を徘徊し、Brownさんの所有地内にあったクッションに火を点けたのだという。Brownさんは火災報知機で目を覚まし、3歳の娘を抱いて家の外へ出た。しかし、そのまま6歳と12歳の息子達を助けようと、炎と煙が充満する家の中へと走って行ったという。消防士が駆けつけ、子ども達は無事に全員が救出さてたが、Brownさんは身体の30%を火傷しており、心肺停止の状態だったという。Brownさんは、搬送先の病院で翌朝死亡が確認された。
加害者の少年2人の裁判が行われ、2人の少年はそれぞれ懲役12年の判決を言い渡された。
(TechinsightJapan編集部 新谷友海)