安住紳一郎(TBSアナウンサー) はその柔和で謙虚なイメージで好感度NO1と言われている。1月8日放送の「ぴったんこカン・カンスペシャル」では大阪の人気アナウンサー宮根誠司と東京巡りをすることになった。
宮根のペースにはまった安住は「実は裏の顔がある」と思われていることが分かり愕然とした。
昨年9月に「ぴったんこカン・カンスペシャル」で大阪巡りをしたアナウンサーの宮根と安住が今回は東京巡りする設定だった。
その中で東京の女子アナウンサー養成スクールを訪問して女子アナの卵たちに臨時講師として手本を見せるというコーナーがあった。
現役アナウンサーとはいえ、養成スクールの生徒を前にしゃべるのはさすがに緊張するものだ。
課題の一つ目は
「体内時計だけで45秒間で自己紹介をする」というもので、宮根はなんなくこれをジャスト45秒でクリアした。
次の安住も45秒でクリアしたが、彼は手相の話をしながら腕時計を見ていたのだ。
「みなさん、僕のトリックわかりませんでしたか?」
「こいういうことも覚えとかないと、困りますよ」
とネタばらしをした。
次の課題は
「5枚のパネルを見ながらアドリブでその内容を説明する」
これは、宮根、安住ともにジョークの効いたさすがの説明を聞かせた。
緊張の課題が終わると、なんとさらに緊張する企画が二人を待っていた。
14名の生徒全員に笑っていいとも!形式でボタンをおしてもらうアンケートを取るというのだ。
まず女子アナの卵、14名に二人がタイプかを聞いた。
「宮根さんが好みだ?」
は8名。
半分は超えたので宮根もほっとした。
「安住さんが好みだ?」
も8名。
合計で16名となってしまう。
「誰か二回押してるでしょ?」
不審に思った宮根が
「どちらか一方は選べないという人?」
と質問すると答えたのは
4名だった。
また、計算が合わない。
「接触不良でしょ?」
と今度は安住が突っ込んだ。
まあ、細かいことは気にせずに次の質問へ進む。
「安住アナとなら結婚してもいいという人」
は7人いた。
安住もまんざらではなさそうだ。
「宮根さんとなら恋に落ちてもいいという人」
は10名、これには宮根もガッツポーズしていた。
これで一応の質問は終わったのだが、宮根が最後に恒例の質問をしたのだ。
「安住アナは外見も優しそうだし、人もよさそうだけど・・・
きっとこの人には裏があると思う方!」
の結果は14名だった。
つまり全員が安住には裏があると思っているのだ。
宮根は手を叩いて大爆笑!
「パーフェクトや!」
安住アナはガックリと膝に手をついて苦笑いするばかりだった。
これで、女子アナスクールは終わったが、この後も二人はいろいろな名所を巡った。
やがて東京巡りが終わり二人が分かれる際に宮根が安住に言った言葉が印象的なのだ。
「ちゃんとな、鎧とって、本当の自分で生きなあかんで」
「ええ人演じたらあかんで」
と安住に手を振りながら忠告したのである。
この思いが常にあるのだろう、宮根は昨年も今年も女子アナへ「裏安住」質問をしていたのだ。
そんな彼を見送りながら安住がぽつりとつぶやいた。
「早く大阪へ帰ってください」
宮根流大阪のノリに一日付き合った安住アナは随分疲れたようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)