エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「若さをくれよ」。進む世代交代?SMAPがKAT-TUNに敬語を使う日は来るのか?

1月4日放送の「SMAP×SMAP2010、史上最大の4時間30分生放送。超ド級の新春ドリームスペシャル」KAT-TUNが出演した。「SMAP vs KAT-TUN 本気対決 4番勝負!」のコーナーでは両者がゲームで勝敗を競って盛り上がった。しかしメンバーの香取慎吾がインフルエンザで欠場したSMAPは惨敗してしまったのである。

SMAPとKAT-TUNのガチンコ対決は3番目の”目を開けたまま水に顔をつけて息を止める”ゲームまではSMAPが圧勝していたのだ。
しかし、最後の”ローラーのついた台車に乗って水に落ちずにどこまで進めるか”を競う「ドボンチキンレース」で波乱がおこった。
KAT-TUNが2億点を獲得して総得点を2億30点としてSMAPに圧勝したのである。
だが、これにはSMAPも文句は言えない。
4番目のゲームの勝者には「1億点が加算されるようにしろ」とせがんだのはSMAPの方なのである。

仕方なく、負けを認めたSMAPにKAT-TUNから言いたい事があると申し出があった。
KAT-TUNは「この対決に勝ったらSMAPにお願いがある」と事前に話していたが、そのことである。
KAT-TUNの赤西仁がSMAPへその「お願い」を頼んできた。
その内容とは次のようなものである。

「もう一度、普通にSMAP×SMAPに出していただいて・・」
「その時に僕らに敬語で話してくれるという設定にしてほしいんですけど・・・」
ととんでもないことを言い出したのだ。

中居クンの表情が険しくなった。
「いいんだけどそれでホントにいいの!」
と睨みを効かせると
KAT-TUNメンバーから「ずるいよー」と指摘されていた。
中居クンもさすがに素直には受け入れられない
「いいよ、じゃ俺らも敬語使ってそっちも敬語なんでしょ?」
と交渉に入ると
赤西から
「いやいや、立場が逆ということでお願いします」
としっかり否定された。

どうしようも無くなった中居クンが叫ぶように
「それじゃ、若さをくれよ!!」
と無理な交換条件を出したのだった。これには全員大うけしていた。
とはいえ、昨年は嵐の大活躍に、ジャニーズの世代交代がささやかれた。
このタイミングで中居クンが後輩の「若さ」が欲しいと叫ぶのはなんとも痛切だ。

草なぎ剛や、稲垣吾郎らからは
「負けたんだから、仕方ないよね」
との声も聞かれたが中居クンや木村は最後まで煮えきらず、はっきりと承諾しなかった。

その後のコーナーでは鳩山幸首相夫人が登場した。
彼女が宝塚時代の思い出を披露した中で
「年功序列が厳しいが、それはそれで便利な面もある」
「並んだりする時に『はい、先輩順ね』という感じで・・・」
と話している時だ。
「いいっすね宝塚って!」
と木村拓哉がすぐに反応した。
「カツーンはおかしいよな。2億30点ってないだろう!」
とドボンチキンで後輩に負けたことを掘り返して悔しがっていた。
この調子で中居クンと彼は番組が終わる最後まで気にしていたのだ。
しかし反面、木村拓哉はそのままにしておけない性格でもある。
近いうちにSMAPがKAT-TUNに敬語を使う日が来るかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)