お笑いタレントの笑福亭笑瓶がテレビ「ごきげんよう」に出演した際に小堺一機にいっぱい食わされた。笑瓶は、「内緒にするから」と言われて小堺一機だけにプライベートな秘密を耳打ちした。小堺はそのことを一切口にしなかったが、なぜかみんなに知れてしまったのだ。
12月2日放送の「ごきげんよう」での出来事だ。
ゲスト出演した笑福亭笑瓶が振ったサイコロで出たテーマは
「誰にも話せない秘密を司会の小堺一機だけに耳打ちする」というものだった。
笑瓶は「ほんまに誰にも言わへんの?」と念を押した。
小堺も「僕はほんとに一切しゃべりません」
と約束したのだった。
笑瓶はメガホンを逆にして小堺一機に内緒話をしたのだ。
小堺も「えっ!それはしかし、粋な話しですね」
と感心していた。
笑瓶は
「ほんまに話さんの?みんな、欲求不満になるよね?」
と観客を気遣った。しかし心配無用だった。
「では、今のお話を聞いてみましょう」
と小堺が言うと、なんと笑瓶の話しが流れ出したのだ。
メガホンに録音用のマイクがしこまれていたらしい。
笑福亭笑瓶が話したのは彼の父親にまつわるエピソードだった。
以下内緒ばなしの内容である。
「実は、今年父親が80歳で亡くなったんですが」
「20歳代の彼女がいたことがわかりました」
というものだ。
この後、彼が詳しく話したところではこうなる。
母親から彼に怒りの口調で電話があった
「ヒロシー。お父ちゃんに女がおったー」
彼の本名は「渡士洋(としひろし)」である。
父親の遺品から恋文がでてきたというのだ。
さらに、お盆に心当たりの無い花が贈られてきた。
「彼女からや!これー」
と母がまたも怒りだした。
これが笑福亭笑瓶の秘密の話しの全貌である。
確かに小堺一機は一切口にしなかった。
話したのはすべて笑瓶自身なのである。
ただ、この手は知れ渡るとサプライズにならない。
しばらくは使えないだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)