毒舌あだ名芸人としてすっかり定着した有吉弘行が今年を漢字で表すと「毒」と発表した。テレビ「アッコにおまかせ!」ではそんな有吉が今年つけたあだなを振り返った。
2007年頃から「あだ名」をつけることがウケて芸能界でのし上がり、2008年にブレイクした有吉弘行は以前「猿岩石」で一世風靡したことはご存知の通りだ。2009年にはオリコン調べによる「見事、芸能界で返り咲いたと思うタレント」で第1位となった。有吉自身も「二発屋」と言うように再ブレイクした形である。
2008年には芸能界でかなりの数のあだ名をつけており、それに比べると2009年には彼のあだ名芸は勢いが無くなったかのように感じていた。しかし12月20日に放送された「アッコにおまかせ!」で今年有吉がつけたあだ名を振り返ってみると、今年も有吉がかなりの毒を吐いていたことがわかった。
・1月に4歳サバをよんでいたことが発覚したはるな愛(36)には
「コスプレおじさん」
・浮気発覚で妻に土下座して話題となったカンニング竹山には
「ブタめがね野郎」
・3月に東京マラソンで心肺機能停止となった松村邦洋に対しては
「KYクソだるま」
・米プロレスのWWEマット界からオファーを受けた和田アキ子には
「R&B(リズムアンド暴力)」
という感じなのだ。
相変わらずの毒舌ぶりで特に松村へのあだ名はヒンシュクを買っていた。これは有吉の思うつぼなのだが。
今回の企画では出なかったが記者の記憶では他にもいくつか有吉はあだ名をつけている。
アメトークで山崎邦正につけた
「実力不足」
はかなりの出来だと思う。
また、ほとんど知られていないがテレビ「おしゃれイズム」に有吉が出演した時のことだ。森泉がタメ口を使うことにあきれた有吉が森につけたあだ名。
「マネーモンスター」
は秀逸だといえるだろう。森泉から「何それ?」と聞かれた有吉が「だって、お金のせいでそんなになっちゃったんでしょ?」と言ったのが印象的だった。
最後に今年忘れてはならないのが有吉が自分にあだ名をつけたことだ。
そのあだ名とは
「オチなしクソ野郎」
である。毒舌芸人は自己分析にも容赦ないのだった。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)