タレントの上原さくらが事務所仲間のクワバタオハラの誕生日のパーティーに出席した。悩んだ末、上原が選んだ衣装は、やはり常人には理解しがたいものだった。

上原さくらはあのホリプロスカウトキャラバン優勝者なのだ。お人形さんのような容姿は32歳の今でも健在。相変わらずの人気である。
その一方で、一風変わった行動をすることでも有名だ。
夫の遠藤憲昭氏と部屋の中でスケボー大会をしたり。
極度の潔癖症で、掃除機にゴミが溜まるとフィルターではなく掃除機ごとすてたり。
数々の伝説を生み出している。

11月11日放送のテレビ「ごきげんよう」に出演した上原は新たなエピソードを披露した。
先月10月23日は同じホリプロのクワバタオハラの小原正子の34歳の誕生日だった。
上原さくらはそのバースデイパーティーに出席するための衣装に悩んでいた。

「オハラさんやみんなが喜ぶようなドレスがいいな」
とドレスを選んでいた上原はひらめいた。
「これよ、これ！」
と彼女が選んだ衣装とは

『うさぎの着ぐるみ』だった。

上原さくら32歳。
迷ったあげく選んだうさぎの着ぐるみでパーティー会場へ向かった。
彼女は自宅前でタクシーに乗り込んだ。
ちなみにこの着ぐるみ、顔の部分が見えるタイプである。

タクシーの運転手が彼女の姿を見て
「お仕事ですか？」
と聞いたので、
「いえ、プライベートです。」
と上原が答えると。
運転手から
「え、大丈夫・・この人？」
という表情をされたという。

途中で胃腸薬を買っておこうと思った彼女は
「薬局の前でとめてもらえますか？」
とタクシーを降りた。
この時点で上原は自分が何を着ているかはすっかり忘れていた。
普段の調子でそのまま薬局へ入った上原はみんなが見るので

「ひょっとして私、注目されてる・・」
と嬉しくなった。
買い物に来ていた外国人も
「OH!」
と注目するのだ。
「上原さくらも有名になったな」
と気分上々で買い物をすませてタクシーに戻った。

彼女はそこでタクシーに乗る際にうさぎの耳がひっかかって、ようやく自分がうさぎ姿だということに気づいた。
さすがの上原さくらもうさぎ姿で買い物をしたと思うと恥ずかしかった。

肝心のパーティー会場ではうさぎの着ぐるみを見た仲間たちは
「なんか（イベントが）あったの？」
程度の反応で全然盛り上がらなかったのだった。

（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）