スウェーデンの8歳～14歳の子ども達を対象にした「学校の先生をどう思うか？」というアンケートの結果が発表された。小学生のうち約16%が、先生について「威張っている」「いじめる」と回答をしている。

スウェーデンの8歳～14歳の年齢層約1万1000人の子ども達を対象にアンケート調査が行なわれた。質問は「学校の先生をどう思うか？」というもので、アンケートに答えた大半の子ども達が「好き」と答えているのに対し、約16%の子ども達が「先生にいじめられた」等回答している事が明らかになった。「先生は私の事をカメのように遅いって言いました。（8歳）」「私が獣医になりたいって言ったら、先生は『あなたはクラスで出来がよくないからなれない。』と言いました。（11歳）」等、具体的な例も寄せられた。

このアンケート調査を行なった雑誌の編集主任Ola Lindholmは、「先生について好ましくないと回答する子ども達は、もう少し少ないと予想していました。」と結果について語る。また、アンケートに回答した子ども達の30%が「先生は男児と女児との接し方が違う」との意見を出している。

しかしながら、大半の子ども達が先生に好意を寄せている事も明らかであり、アンケートに答えた約半分の51%が先生の事を「面白い」と答えている。
（TechinsightJapan編集部　新谷友海）