エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「思い出すと涙が・・」NON STYLEがM-1連覇に新たな決意!

お笑い選手権の中で最高峰とも言われるM-1グランプリのエントリーが締め切られた。
そんな中で昨年の王者NON STYLEが今大会にも挑戦することを改めて発表し決意を語った。

秋のお笑い選手権「キングオブコント」が終わると、次は「M-1グランプリ」がやってくる。
新年の「R-1」と比較しても、参加者の数からして「M-1」は圧倒的な迫力といえる。
そしてなにより審査員の厳しい目と、緊張感が独特の雰囲気を作り出すのだ。

その、M-12008を制したのがNON STYLEだった。
それまでは、お笑いファンでなければほとんど知らないコンビだったであろう。

M-1王者となった翌日からNON STYLEのブログのアクセス数は桁が増えるほどの知名度のアップとなった。
しかし、M-1 2008にはこれまでにない現象が見られた。優勝戦に残ったオードリーとナイツの両グループの人気も急上昇したのだ。
オードリーに至っては王者NON STYLEよりも人気者になるというM-1始まって以来の下克上を見せた。

NON STYLE自身もネタの中でオードリーに人気を取られたことを笑いにするほどだが、内実、M-1王者としてのプライドはあるはずだ。
今回のM-1への挑戦でNON STYLEは「まんざいではNO1」であることを再度証明したいところだ。

NON STYLEの井上裕介は自身のブログでM-1出場宣言をした。
王者の出場については賛否があることを想定しながらの決意だ。
「出る一番の理由は、単純に漫才が好きなんです!!」
と語る。
また、昨年の緊張感を思い出すのだろう、
「去年みたいなピリピリした空気の中に居なければいけないのかと思うと、涙が出そうになります」
とも書いている。

これに対して、ファンからは
「また、M-1のテレビでNON STYLEを見たいです。」
「NON STYLEのおかげでまんざいが好きになりました、また頑張って」
と励ましの声が寄せられた。

これまでにM-1王者が再挑戦して決勝戦に残ったのはフットボールアワーだけだ。
しかし、連覇にはいたっていない。
もし、NON STYLEが今年も優勝すると初の快挙となる。

ただ、今年はM-1最後の挑戦となるキングコングも必死で来るし、毎年予想もつかない新星が現れるのでどういう展開になるかは全く想像がつかない。

井上が語るように
「M1の結果云々より、大好きな漫才を大勢の前でやりたいんです。」
という気持ちで全力を出すしかないようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)