米米CLUBの17年ぶりとなるコンサートツアーが10月よりスタートした。
FMラジオに宣伝のため出演したシュークリームシュのマリとミナコがライブの見所を紹介した。
DJとのトークではマリの口から「米米のホールライブはこれが最後かも」と言う言葉も聞かれ、その悲しい理由まで明かされた。
2006年に再結成され当初の期間限定も撤回して活動を続ける米米CLUBが、実に17年ぶりになるホールライブツアーを開始した。
「SUNRICE~宇宙からの地球編・地球からの宇宙編」と題されるこのツアーの宣伝の為にメンバーがFM福岡を訪れた。
訪れたのは歌と踊りで華やかにしてくれるSUE CREAM SUE(シュークリームシュ)のMARI(マリ)とMINAKO(ミナコ)。
二人によると今回は毎回ステージングが違うのが見所だという。
例えば福岡公演の場合は二日間のうち初日は「宇宙から見た地球」二日目が「地球から見た宇宙」がテーマとなる。
それぞれの公演で演奏する楽曲も大きく違い、このツアーのために80曲近く練習したそうだ。
10月14日には2年ぶりの最新アルバム「SUNRICE」もリリースされた。
普通ならばニューアルバム中心となるのだが今回ライブでは往年のヒット曲目白押しなので楽しんで欲しいという。
米米CLUBに詳しいDJのブッチによると
「米米はとにかく観客がいかに楽しめるかに集中するよね。
ステージでもこの角度はステージが見難いからという理由でその一角はチケット出さない」という。
そもそも、米米CLUBのライブはセットを組むために数千万円から1億円もかかるといわれる。
集客できる大規模な会場でなければ採算が取れないのだ。
今回の全国ホールツアーは赤字覚悟のファンへの恩返しというスタンスなのだ。
この日、シュークリームシュの口から
「これでホールツアーも最後かもしれない」
という言葉が出たのにもそうした理由があるからだと思われた。
しかし、実はもっと深刻な理由があったようだ。
「もう体がついていかないと思うのよね」
という切実なものだ。
米米CLUBのカールスモーキー石井は現在50歳となる。
シュークリームシュのMINAKO(ミナコ)こと金子美奈子は石井の妹なので40代にはなるはずだ。
終始ハイテンションの米米CLUBのステージがそろそろ辛い年代ではある。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)