毒舌芸人の有吉弘行にも弱点があることがテレビ「笑っていいとも!」で発覚した。
最近はあだ名をつける芸も尽きてきたのか毒舌芸のテンションが下がり気味の有吉。追い討ちをかけるように、彼が苦手とするタレントが出現してきた。
有吉弘行の怖いもの知らずのキャラに翳りが出始めたのは、10月15日放送の「東京フレンドパーク×イロモネアSP」だった。
一人で芸人チームの足を引っ張りその罰として自らにあだ名をつけるはめになってしまったのだ。
そして10月21日には「笑っていいとも!」に出演して素人のイケメン男性にあだ名をつけたり、爆笑問題の田中裕二に「はっきりしろ!」と言ったりして毒舌キャラをなんとか保っていた。
しかし、そんな彼のキャラを壊してしまうタレントがいたのだ。
いいともレギュラーの「おすぎとピーコ」である。
まず、「みんな知ってる流行新語とは?」コーナーでは
おすぎが描いた絵に対して
有吉が「ダサい」と独り言を言ったがためにとんだ目にあった。
「あんた、今なんて言ったの。ダサいって言っただろ!」
とおすぎから両手で頬を思いっきりつねられたのだ。
正確にはつかみ上げられたといった方がイメージしやすいだろう。
隣で見ていたゲストのノンスタイル石田が自分がされているかのように顔を歪めた。
それは一瞬の出来事だった。
つまり有吉自身には芸人としてのおいしさはほとんどなかったのだ。
とんだ目にあった有吉に、次に襲い掛かったのはピーコ。
「世代別アンケート」のコーナーでの出来事だった。これも、有吉が何か言ったのだろう。
見ているものにはほとんど理由もわからない状況で起こった。
有吉の横に立っていたピーコがいきなり彼の頭をしばいたのだ。
「しばいた」という表現が実に合う叩き方だった。
有吉もリアクションさえとれなかったが、観客や視聴者にはそれが起こった事に気づく者もほとんどいなかっただろう。やはり、芸人としてのおいしさは全くなかったと言える。
そもそも、おすぎとピーコは芸人ではなくタレント専業でもないのだ。
有吉がおいしいとかは関係ない。自分の気の向くままにつねり、しばき、ある時は抱きつくのだ。
毒舌芸人有吉弘行としては実にやりにくい相手だといえるだろう。
おすぎには「泥人形」というあだ名をつけているしピーコにもつけている。
これでは再び、あだ名をつけて仕返しというわけにもいかない。
ちなみに有吉が自らにつけたあだ名は「落ちなしクソ野郎」だ。
このあだ名に説得力が出始めている。常々テレビで自らを「来年には(テレビから)消えてなくなりますから」と自虐的に評する有吉。第一次ブレーク後の悪夢が蘇るか、しぶとく芸能界で生き残るか。いまが正念場だ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)