21歳の男性を縛り上げ、ヘアドライヤーやタバコで長時間拷問したドラッグディーラーが投獄された。被害者の男性は、彼を知る人々が見分ける事ができない程負傷していたという。

Arjun Thackerさん（21）は、縛り上げられて5時間にも渡りタバコやヘアドライヤー、そして鉄などで拷問を繰り返され、酷い火傷を始めとした怪我を負った。加害者はドラッグディーラーであるeremy Thorpe(39)、Paul Bradley(20)、 Anthony Diglin (25)、 Luke Hill(30)の4人である。

被害者のThackerさんは、このディーラー達からドラッグを買っており、ディーラー達はThackerさんが自分達が犯した窃盗の情報を握っているものと思い、拷問に及んだ。また、拷問の様子は携帯電話で撮影され、裁判で証拠品として提出された。拷問により、Thackerさんは頬骨を粉砕し、鼻とあばら骨を骨折した。Thackerさんは、当時「死の覚悟を決めて、家族の事を考えていた」という。現在ではThackerさんは回復しているが、まだ傷跡は残っているという。

裁判により、主犯格のThorpeは6年8ヶ月の懲役を下され投獄された。
（TechinsightJapan編集部　新谷友海）