スウェーデンの多くの教会が、新型インフルエンザの感染拡大を防ぐという願いを込めて、聖餐杯に補強ぶどう酒を提供する事を決定した。

ブランデーなどを混ぜてアルコール度数を高めた補強ぶどう酒を、スウェーデンの多くの教会が人々に提供する事を決定した。教会当局は、聖餐杯に補強ぶどう酒を出すことで人々が新型インフルエンザに感染するのを防ぐ事を期待している。これに対し、スウェーデン教会の役員Stefan Håkanssonは、「国際レベルでは補強ぶどう酒に対して何の推薦もされていない」と声明し、また、一部の教会でこの件に関してまだ論議の最中だという。

スウェーデンでは現在までに新型インフルエンザで2人が死亡している。
（TechinsightJapan編集部　新谷友海）