ヘキサゴンⅡの新ユニット「スベラーズ」の新曲「ひとつ500円で買い取らせていただきます」がシングル化されることになった。9月2日放送のクイズヘキサゴンⅡの中で島田紳助が口走ったことから決定したのだ。
しかも、罰ゲーム付きで、ハンパじゃない内容の罰ゲームを賭けたシングル化となったのだが。
おなじみクイズヘキサゴンⅡから7月に出た新ユニット「スベラーズ」はダダ・スベリ(岡田圭右)、チョイ・スベリ(小島よしお)、波田(波田陽区)の三人からなる。
9月2日放送の同番組では新曲「ひとつ500円で買い取らせていただきます」を披露する際に、島田紳助から「カス曲を歌います」と紹介されてしまった。(ちなみにこの新曲の歌詞は「カシアス島田」である)
スベラーズメンバーは慌てて「ほんとにイイ曲ですから、今回はエアバンド以上に自信があります」と主張した。
すると島田紳助は「よし、じゃあ、今日聴いて良かったらシングル化しよか?」と言い出したのだ。
3人は張り切って曲を披露し、歌い踊った。
曲の内容は
「一発芸人がネタが受けなくなって苦悩して、かつてとれた笑いが懐かしいという設定」
特に、波田陽区と小島よしおのギャグは悲哀さえ感じる。
最後の方には曲名どおりに「スベらないネタを500円で買い取ります」という歌詞も入っている。
歌詞の内容はコミカルだが、楽曲全般にはリズム感がありネタの入り方さえもノリが良く、他のメンバーからは好評だった。そこで、紳助が「じゃ、シングル化しよか」となったのである。
だが、そこは島田紳助だけに仕掛けは考えていた。
北海道のさらに北方、樺太とロシアの間にある「間宮海峡」に冬になると氷が張る。
もしシングル化して売れなかったら、その氷の上で歌うという罰ゲームを条件としたのだ。
これは、罰ゲームとしてはかなり過酷で手が込んでいる。
それだけに、シングルが売れなかったとしても、番組としては成立する内容のものだ。
紳助は「みなさん、どうかこのシングルを買わないで下さい」と冗談で言ってたが、罰ゲームをさせたい気持ちもかなりあるはずだ。
売れても、売れなくても「おいしい」。さすがヘキサゴン発、いや紳助発の企画。転んでもけしてタダでは起きないのだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)