25日の「はなまるマーケット」(TBS系)にゲストで出演した黒柳徹子さん。黒柳さんといえば「徹子の部屋」(テレビ朝日系)での司会で有名なのだが、司会者とゲストではなぜか正反対の黒柳さんであった。
時間が長かったように思える。しかも、視聴者からの質問コーナーでは司会の薬丸さんに「お時間がありません」と言われ、スタッフからもせかされて、いつもなら2、3問の質問に答えるのだが1つの質問にしか答えられなかった。
黒柳さんといえば、以前「笑っていいとも」(フジテレビ系)の「テレフォンショッキング」に出演した際に番組ジャックをしたことでも有名である。1984年に出演した際、打ち合わせなしで友達に電話をしまくり、ほとんどの友達に都合がつかず、やっとOKが出たところで番組が終了し、「いいとも」の他の出演者の出番が全然なかったということがあった。このときの黒柳さんの出演時間は何と43分にも及んだ。その後、22年ぶりに「テレフォンショッキング」に出た際にも長話をした結果、このコーナーは39分間に及び、次のコーナーを潰した経験がある。
黒柳さんが司会をしている「徹子の部屋」などを見てみると、とても上手に進行をしているように思える。しかし、自分がゲストとなると司会者泣かせのゲストに豹変するのである。しかも、生放送に限って。下手をすれば放送事故にもなりかねない。自分が司会の時には時間配分が出来るのに、どうしてゲストのときには出来ないのか不思議である。ゲストになると気が緩んで、自由に行動してしまうのだろうか。まあ、そこが黒柳さんらしいといえばらしいのだが。現在76歳の黒柳さん、「はなまるマーケット」で、「徹子の部屋」50周年(あと16年)を達成することと、92歳で92歳の役を演じること、100歳で政治記者になることがこれからの目標と言っていた。元気な黒柳さんのことだから、これらの目標も難無く達成してしまうかもしれない。これからも黒柳さんらしく目標に向って頑張ってほしい。
(TechinsightJapan編集部 MAKI)