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writer : techinsight

【EU発!Breaking News】「taxi2」撮影中スタントシーンでカメラマンが死亡、有罪へ(フランス)

フランスの映画界でもっとも有名な監督の一人であるリュック・ベッソンの作品「taxi2」の撮影中、カーチェイスのスタントシーンでカメラマンが死亡。この度裁判で故殺の疑いで有罪判決が下された。

死亡したカメラマンはAlain Dutartreさん(当時41歳)で、1999年にリュック・ベッソン監督作品「taxi2」の撮影中にカーチェイスのシーンでスタントをしていた車に轢かれ死亡した。Dautartreさんの家族はベッソンの会社を告発し、2007年に最初の裁判が開始された。

車を運転していたスタントマンはRemy Julienne。シーンはトンネルから疾走してきた車が宙を舞い、その後山積みにされた障害物により止まるはずだったが、そのまま撮影していたDutartreさんに激突。Dutartreさんは頭に大怪我を負い、数時間後に死亡した。

スタントマンのJulienneは、Dutartreさんの死亡に責任があるとされ、18ヶ月の実刑判決を受けた。Dutartreさんの家族は損害賠償として6万ユーロを請求している。
(TechinsightJapan編集部 しんたにゆみ)