先月29日に最終回を迎えた月9ドラマ「婚カツ!」。月9史上最悪の視聴率とまで騒がれたこのドラマだが、ドラマに出演していたある女優のブログによると、共演者同士の絆は深かったようである。一体どのようなエピソードが綴られているのだろうか?
「婚カツ!」は初回視聴率こそ16.3%とまずまずのスタートだったが、その後10%を切り、月9史上最低の8.8%にまで落ち込んだ。最終回はなんとか10.5%と2桁台まで持ち直した。キャストの問題というより、ストーリー性のなさが窺われる作品だったように思える。
30代の男性が”婚カツ”をして、最終的に結婚を果たすというストーリーは、最後まで観なくても途中で結果が読めてしまっていたのではないだろうか。また、ちょっとホームドラマのような作りで、フジの月9という感じもあまりしなかったように思える。
そんなドラマの内容はイマイチだったが、共演者の絆は着々と深まり、ドラマが終了してからもプライベートで集まる程仲良くなったようだ。釈由美子のブログによると、最終回の放送日の朝に、キャストのみんなで草野球をする計画を立てていたらしい。釈自身は、草野球に参加することは出来ないので、お世話になったみんなのために、お弁当を作って持っていったのだが・・・。
グラウンドに着いたら誰もいなくて、草野球の話はギャグで信じた自分があほだったのか、自分は嫌われていて騙されたのかと悲しくなり、共演していた佐藤隆太に半べそをかきながらメールをしたそうだ。メールをもらった佐藤は、電話をかけてきてくれて、前の日に雨が降っていたため、昨日の時点で中止が決定されていたらしい。釈は選手ではなかったため、スタッフの行き違いから連絡が回ってこなかったようだ。
残された問題は、釈が大量に作ったお弁当だ。昨日から作り始め、今日も朝5時から人数分のお弁当を作ったのだが、このお弁当はどうしたのだろうか?なんと、釈がお弁当を作ってきたことを知った佐藤隆太と上戸彩と谷原章介がわざわざ来てくれたそうである。近所の公園にシートをしいてピクニック気分でお弁当を食べたと綴っている。しかし、わざわざ集まってくれるとは、やはり共演者の絆は深まったということだろうか。
さらに、この日の夜には打ち上げもあったらしく、朝までみんなで盛り上がったらしい。1次会で主役の中居正広が挨拶で手紙を読んだときには、感動して涙が止まらなかったとも綴っている。ドラマの共演者の絆は、視聴率に左右されるものでもないということか。しかし、視聴率が悪かったために、ピリピリムードになる現場もきっとあるだろう。内心はみんな視聴率を気にしていたかもしれないが、和やかな雰囲気で撮影が出来たということは、共演者やスタッフの心づかいがあったからかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 MAKI)