『24時間テレビ32 愛は地球を救う』（日テレ）のチャリティーマラソンランナーが発表された。今年のランナーを務めるのはお笑いタレントのイモトアヤコ（２３）となった。まだ知名度の高くないイモトをランナーに選んだ番組側が彼女に期待するものとは何なのか？

今年の24時間テレビでチャリティマラソンを走るのは誰か。
巷ではオードリー春日ではないか？とも噂されていたが、選ばれたのはイモトアヤコ（ワタナベエンターテインメント）だった。
イモトアヤコとは何者なのか、ご存知でない方の為に少し説明しておこう。

イモトアヤコはバラエティ番組『世界の果てまでイッテQ！』のコーナーで珍獣ハンターとして活躍している。
彼女がチャレンジするのはアジア、アフリカ、南米、オーストラリアと世界中を飛び回り動物と能力を競うというものだ。
例えば、
ワニと綱引き、カメレオンとにらめっこ・・などである。
中でも
「コモドドラゴンとの追いかけっこ」
「チーターとの１００ｍ競争」
は語り草である。
ちなみにコモドドラゴンには勝利したが、チーターには惨敗した。

こんな体力勝負の仕事をこなすイモトアヤコをランナーに選んだのには訳があったようだ。
なんと、今回彼女はフルマラソン3本分にあたる126.585kmに挑戦するのである。

2007年のランナーは、欽ちゃんこと萩本欽一で番組史上最高齢の66歳だった。これは団塊世代にエールを贈るという主旨だ。
そして、昨年はエド・はるみが女性ランナー史上最長となる113キロに挑戦した。ブームにもなったアラフォー世代がテーマだった。
そして2009年はイモトアヤコなのだが、彼女は今23歳、学生時代は短距離をやっており、県で6位までいったこともある。
そんなイモトに期待されるのはエネルギッシュな走りでとにかく努力と根性を見せて欲しいという事に尽きる。
イモトの若さと経験から考えてチャレンジ性を出す為に、フルマラソン3本分126.585kmという企画が用意されたに違い無いのだ。

ところで、今回の24時間テレビは『世界の果てまでイッテQ！』になじみのメンバーがパーソナリティーを務める。
メインパーソナリティーはNEWSなので、イモトが想いをよせる（という設定）手越祐也 が登場するし、海外ロケの大先輩ベッキーもパーソナリティーとなっているのだ。
イモトアヤコとしては顔なじみの二人が声をかけてくれるので心強いだろう。

年々暑さが増す日本の夏に、126.585kmは想像を絶する困難なものとなるだろう。
しかし、イモトアヤコは珍獣ハンターとして何度も想像を越えるチャレンジを成功させてきたのだ。
きっと感動をくれる走りを見せてくれるに違いない。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）