writer : ac
ブラジル南部パソ・フンドで暮らすグートさんは、8歳で稀な脳の腫瘍の摘出手術を受け、12歳頃に体の成長が止まってしまった
23歳のグートさんだが、13歳ほどにしか見えない。7歳を過ぎた頃から激しい頭痛に悩まされるようになり、脳の下垂体の茎の部分に発生する非常に稀な良性腫瘍「頭蓋咽頭腫」を発症していることが判明した
「子供のままの身体を受け入れることができず、15歳になると全てのことに反抗するようになった」というグートさん。学校ではみんなと話すことを止め、先生と口を利くこともなかったという
グートさんを支え続けたという叔母。グートさんの脳にはまだ豆粒ほどの腫瘍が残っているそうだが、頭痛はなくなり、身長162センチ、体重50キロで人懐こい笑顔が印象的だ